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港北区民ミュージカル 「人間らしい交流」表現 5年ぶりの有観客公演

タウンニュース

「人間らしい交流」表現

港北区民ミュージカル実行委員会(水野次郎代表)は港北公会堂で12月21日、22日、「港北区民ミュージカルVol.19LINK」を公演した。コロナの影響で2020年は無観客での開催、有観客は5年ぶりになる。

同団体は、港北区を題材にしたオリジナル作品を上演している。今回の作品『LINK』は、「人の痛みがわかるような人間になろう」をテーマとしており、作・演出のうちだ潤一郎さんは、「コロナ禍によって失われつつある人間らしい交流を取り戻そう」と考えて作ったという。

物語は、ノルデ・デル・ポルト(港の北=港北)の仮想世界を舞台に繰り広げられる。

”パイナップル・コンピューター社”から届いたXRゴーグル(クロスリアリティゴーグル/現実と仮想の世界を融合して疑似体験できるゴーグル)のモニターとして集まった”参加者”たち。仮想世界に没入し、まるでそこで生きるように。”参加者”たちはどんな旅をして、どんな試練に立ち向かい、ぶじに現実に戻ってくるのか--。

出演者は公募で集まった小学4年生から75歳までのアマチュア約65人。作品中には、新羽を模した「ツー・エイト・タウン」、日吉から付けた「ハッピー・デー・タウン」など、港北を彷彿させる地名が登場し、歌唱や踊りなどで観客を盛り上げた。

うちださんは、「コロナ禍でマスクというフィルターをつけなければならなくなり、声を発することも控えて、当たり前だった交流がなくなった。コロナから再生し、リアルでの付き合いの大切さを伝えたい」と話した。

水野代表は、「久しぶりの開催だったけれど、全回満席でありがたい」と感謝を口にし、「もっと多くの小・中学生に参加していただき、より一層希望に満ちた内容にしたい」と今後の展望を語った。

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