サワガニの里に看板設置 渋沢小の児童が提案
千村在住の小野薫さんが整備しているサワガニの里入口に、渋沢小3年1組(白井まり子教諭)の児童が描いた看板が設置された。3月13日には児童らが現地を訪れ、看板や里の生き物、設備を改めて見学した。
同クラスは1月16日に、総合的な学習でサワガニの里の生き物や植物を観察した。この時に里が好きになった児童たちが「どうしたらサワガニの里をもっとPRできるか」を考えた。
出た案は「チラシを作って配布する」「看板をデザインし提案する」「小さい子でも安全に遊べる遊具を提案する」の3点。チラシは1人1枚制作し、他のクラスに持ち込み教室に貼ってもらったほか、残り2つは児童が各3つの候補に絞り来校した小野さんに提案を行った。
「遊具に関しては地形を生かすという小野さんの方針に合わないであろうことはわかっていたが、児童の話を聞いてもらった上でそれを小野さんに説明してもらいました」と白井教諭。一方で看板は、小野さんが気に入ったデザインが採用され、設置されることとなった。
見学の当日、前回訪れた時よりも豊富な生き物が活動しているサワガニの里を、児童らは小野さんの話を聞きながら楽しそうに観察していた。