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季節感溢れるチーズケーキが人気の山手通にあるカフェ『niji cafe』（神戸市中央区）で、今月の新作を味わってきました！

オーストラリアのカフェをイメージしている店内には、季節のお花やドライフラワーが飾られていて、優しく温かい雰囲気に包まれています。店主の福間さんご夫妻が、店内装飾をDIYで一から仕上げたんだそうです。

さっそく、今月の新作のチーズケーキ3品とロイヤルミルクティーの「ケーキセット」をいただきました。リピーターのお客様を喜ばせようと、毎月3種類は必ず新作を出しているそうです。ケーキに、季節のお花が可愛く飾られていて、心がときめきます♡

「いちご大福 ブリュレチーズケーキ」は、低温でじっくり焼いた生地がとってもクリーミー。表面は砂糖をバーナーで焦がすブリュレが施されパリッパリ。ふにゅっと柔らかい大福からはバニラアイスが溶け出しソースになります。生地にも苺が入っていて、春らしい甘酸っぱいお味です。

「塩あんバター バスクチーズケーキ」は、表面を高温でこんがりと焼き上げ、中はふわっとしっとり食感。塩がアクセントになって餡子の程よい甘さを引き立てます。白い花びらのような飾りは、なんと “追いバター” で、軽やかにコクをプラス。甘じょっぱいスイーツが大好きな福間さんご夫妻ならではのチーズケーキです。

一口食べて “あっプリンだ！” と思うほど、生地がプルンッ、トロンとした柔らかい口当たりの「カラメルカスタードプリン レアチーズケーキ」。カスタードが入った生地は、豆乳で甘さ控えめに仕上がっています。3つとも生地の食感が違い、チーズケーキの奥深さを感じました。

「ロイヤルミルクティー」は、フェアトレードのケニア産のオーガニックの茶葉を使用。しっかりした味わいで後味はすっきり爽やかでした。

福間さんご夫妻は、オーストラリアでワーキングホリデーをしている時に出会い、現地でよくカフェ巡りをしていたんだそう。当時、メルボルンには個人が経営する素朴なカフェが多く、2人はアンティーク家具がざっくばらんに並ぶ自由な空間の虜に。そして今から17年前、“メルボルンで見たような素敵なカフェを日本で開きたい” という夢を三宮で実現させました。

コロナ禍に入りお店にお客さんを呼べなくなる中、“テイクアウトにして色んな種類のチーズケーキを出してみよう！” と発想を転換。これが好評で、沖縄のお菓子 “ちんすこう” や和菓子の “みたらし団子” とチーズケーキを組み合わせるなど、次々と新作に挑戦しました。調理学校に通った経験のない福間さんご夫妻ですが、“自由な発想”が強みになっています。

福間さんご夫妻は「オーストラリアの日常のように、みなさんの日常に溶け込んで、気楽に来られるカフェであり続けたいです。変わらない芯は大事にしつつ、変化を恐れずに、これからも面白そうなことを積極的に取り入れてお客様を楽しませたいです」と話してくれました。

場所
niji cafe（ニジカフェ）
（神戸市中央区下山手通4丁目1-19 西阪ビル2F）

営業時間
12:00～18:00

定休日
火曜日、水曜日

TEL
078-392-5680
※お席のご予約は承っておりません