犯罪被害者等支援で連携 小田原市、小田原警察署
小田原市と小田原警察署が3月28日、犯罪被害者やその家族等を支援するための「小田原市犯罪被害者等支援条例」に基づく連携協力に関する協定を締結した。
同条例は市議会3月定例会で可決、4月1日から施行している。
協定書に署名した加藤憲一市長は、「令和7年度の重点的な取り組みとして犯罪被害者等支援を位置づけている」とし、連携をさらに密にした上で被害者支援を推進する決意を述べた。
小田原警察署の松本光好署長は、被害者は直接的な被害に加え、精神面や経済面などさまざまな問題に直面していると言及。協定について「相互に連携協力して、犯罪被害者等の権利保護、被害の軽減と回復を図り、安心して暮らせる地域社会を実現させられるものと期待している」と思いを述べた。