傘の「持ち手部分のセロハン」つけっぱなしはNG⁉︎セロハンを外すべき“3つの理由”
新しい傘を買ったとき、持ち手の部分についているセロハン。外すべきかつけておくべきか、地味に悩みませんか? ここでは、意外と知らない「傘のセロハンの正体」と「外した方がいい理由」についてご紹介します。
セロハンのつけっぱなしはNG!
結論から言うと、傘の持ち手についているセロハンは「外した方がいい」です。
セロハンは商品を守るためについているだけなので、外しても問題ありません。むしろ、セロハンをつけっぱなしにすると、傘の寿命が縮む可能性があります。
セロハンを外すべき理由
理由1.変色する
セロハンをつけたままにすると、セロハン内に湿気がこもって変色する恐れがあります。特に、木や竹などの自然素材でつくられている傘の場合は、セロハンが邪魔をして呼吸ができなくなり、変色するリスクが高いため注意が必要です。
理由2.カビが生える
湿気がこもると、変色だけでなくカビも生えやすくなります。
セロハンに穴が開いていたり中途半端に破れていたりすると、より雨水が入り込みやすくなりカビも発生するため要注意です。
理由3.ベタつく
ポリウレタン製のセロハンは、水に触れると加水分解が起こります。加水分解とはプラスチックやゴム製品などの化合物が水に反応して分解してしまうこと。これによって、ビニール部分がベタつくことがあるんです。
特に日光が当たる場所に置くと、急激に加水分解がすすむことでベタつきが酷くなります。
持ち手のセロハンは今すぐ取って!
汚れ防止のためにセロハンをつけっぱなしにしている方は少なくないかと思いますが、そのままにしておくと、変色・カビ・ベタつきが生じる場合があります。
傘の持ち手はセロハンをはがし、こまめに拭くことで清潔な状態を維持できますよ。愛用の傘にセロハンがついたままになっていないか確認してみてくださいね。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア