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SNS型ロマンス詐欺を未然防止 呉信用金庫黒瀬西支店職員へ東広島警察署が感謝状を贈った

東広島デジタル

表彰後、談笑する(左から)東広島警察署木本英則署長、中岡課長、栗尾さん(撮影・𦚰)※肩書は当時のもの

 東広島署は2024年12月19日、SNS型ロマンス詐欺被害を未然に防いだとして、呉信用金庫黒瀬西支店渉外課の栗尾脩平さんと営業課の中岡純子課長に感謝状を贈った。

木本署長(左)から表彰状を受け取る栗尾さん(撮影・𦚰)※肩書は当時のもの

 10月29日、70歳代男性が来店し、「ATMからの振込み方法を教えてほしい」と担当の栗尾さんに依頼した。男性が法人名に変更して17万円を振り込みたいと話したため、詐欺を疑った栗尾さんが中岡課長に相談、振り込みをやめるよう説得した。
 当日、栗尾さんが男性宅を訪れ、男性に経緯を聞くと「10月初めにコミュニティサイトにアクセスしたところ、私に好意を持っている女性がいるとメールがあり、17万円を振り込めば女性の連絡先が入手できると連絡があった」と話したという。

木本署長から表彰状を授与される中岡課長(撮影・𦚰)※肩書は当時のもの

 栗尾さんは「今後も金融機関の役割として詐欺の未然防止に努めたい」、中岡課長は「今後もお客さまの大切な資産を守っていきたい」と話していた。
 東広島署管内のSNS型ロマンス詐欺被害額は、2024年1~11月までで6340万円に上る。(𦚰)

※肩書は当時のもの

プレスネット編集部

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