【眼福】あの「デアゴスティーニ」のカフェがイオンレイクタウンにオープン! 模型を眺めながら飲むコーヒーは美味い!!
1度はコンプリートしようと考えるものの、多くの人が途中で挫折することでお馴染みの分冊百科「デアゴスティーニ」。なんと当編集部には2人もやり切ったメンバーがいる。「スヌーピーシリーズ」を完結したあひるねこと、「ムーミンハウス」を完結した冨樫さやである。
2人は約3年もの長きにわたってデアゴに向き合った猛者だ。心から敬意を表したい。さて、私(佐藤)にはそんな根気も金銭的なゆとりもないが、ちょうど良いお店が埼玉・イオンレイクタウンにオープンしていた。
その名も「デアゴスティーニカフェ」である。ここに行けば完成品を拝むことができる上に、美しい完成模型を見ながら食事もできるのである。デアゴ挫折した模型好きの諸君には、ぜひとも訪ねて頂きたい。
・デアゴの完成品
そういえばその昔、日本橋三越の催事でデアゴの完成品を見たことがある。当時の三越本館7階の複合型コンセプトショップで、「デアゴスティーニ 作る楽しみ・集める楽しみ・ことはじめ」と題した催しが開かれ、展示された完成品に痛く感動したものだ。
本来であれば、最後までやり切ったものだけが目にできるその姿。1冊も購入していないにも関わらず、この目で見ることができて嬉しくなったものである。「SUZUKI GSX1300R ハヤブサ」は緻密に作り上げられていて、素晴らしかったな~。
1冊も買っていないのに、その感動にタダ乗りしている感じで、申し訳なくも思ったんだっけなあ。
・カフェがオープン
あれから10年を経て、あのタダ乗り体験を再び味わうことができると知って、私はイオンレイクタウンにやってきた。
ここが2025年4月17日にオープンした、「デアゴスティーニカフェ Produced by CROCE&Co.」である。イオンレイクタウンkazeの2階。建物に入ってすぐのところにお店はある。
ここのメニューの開発と運営は、愛知県の人気カフェ「CROCE(クローチェ)」が行っているそうだ。
店頭にはパンや焼き菓子が置かれており、これらを持ち帰ることもできる。もちろんイートインも可能だ。
メニューを見ると、サイコロ生食パン・ベーグル・アサイーボウルなどオシャレな品々が並んでいる。
「スペシャルモーニング」(税込1408円)は1日中頼めるそうだ。朝から晩まで頼めるなら、それもうモーニング(朝食)じゃないやん!
それとは別に限定50食のモーニングサービスがある。これ値段がわかんないけど、これにしようかな。今11時で開店から1時間しか経ってないから、まだあると良いけど……。
と思ったら、すでに50食は完売してしまったそうだ。仕方ないので、「美河フランクとレリッシュ スクランブルエッグ」(税込1408円)を頼むことに。
ちなみにモーニングにはドリンクがついていない上に、ドリンクセット(+税込418円)にできないそうだ。このフランクはドリンクセットにできるとのことだったので、それでお願いした。
注文すると、呼び出しブザーとコインを渡された。1000円以上の注文で、入口のガチャを回せるコインを1枚もらえるそうだ。中にはクーポンが入っている。なお、このガチャは4月27日までのオープン記念イベントなのだとか。
回してみたところ、500円クーポンとクラシックシリーズのアクリルキーホルダーが出てきた。実は大当たりに「トヨタ2000GT」全巻セット引換券が入っているらしい。もう出たのかな? 全巻セット、欲しかった~! 残念……。
・完成品を存分に鑑賞
さて呼び出しブザーが鳴るまでの間に、展示されている完成品を鑑賞しましょう。店内には、キレイにでき上がった完成品がディスプレイされている。
入口にはホンダのバイク「CB750 FOUR」の色違いが2台置かれている。カッコいいなあ、デアゴの模型はディテールが細かいから、見映えがするんだよねえ。いいよなあ。
店の中央にはゴジラが! 迫力満点ですな。このパーツが全部揃うのに、どれだけの期間がかかるんだろうねえ。
奥には「デロリアン」、これも本当によくできてる!
私の座った席の正面には、「トヨタ 2000GT」。
その隣には「スカイライン 2000GT-R」、いわゆるハコスカですな。カッコいいなあ。家に1台欲しいくらいだよ。これを見ながらウイスキーとか余裕で飲める。
※この車種の通称は「ハコスカ」ではなく、正しくは「ケンメリ」でした。お詫びして訂正いたします。
作ったことない、創刊号を買ってもいない。なのに、こうしてその完成した姿を堪能できて本当に申し訳ない。存分にタダ乗りを味わわせてもらっていたら、ちょうどブザーが鳴りました。注文した品を取りに行きましょう。
・1度は作り上げてみたい
こちらが注文した、美河フランクとレリッシュ スクランブルエッグ。それにブレンドコーヒーです。
ホットドッグだと思っていたらオープンサンドだった。手持ちで食べられると思っていたけど、それは難しいな。でも美味しそう!
美河フランクとは、愛知県豊川市にある精肉加工会社「美河ハム」の看板商品のひとつ。肉は超粗挽きでつなぎを一切使っておらず、天然腸を使用しているので、パリっとした歯ざわりが魅力。
酸味をきかせたレリッシュと、ほんのり甘いスクランブルエッグの相性が良い。それに合わせているのはライ麦パンかな? ほのかな酸味がますます食欲をそそる。
美しい模型を眺めながら飲むコーヒーは美味い! 1度でもデアゴを完成に導いた人なら、より強く感動を味わえるのかも!? 私もいずれは自分の手で、何かひとつやり切りたい! ……その日が実際に来るかどうかわからないけど、美しい完成模型は必見だぞ。
・今回訪問した店舗の情報
店名 デアゴスティーニカフェ Produced by CROCE&Co.
住所 埼玉県越谷市レイクタウン4-2-2 イオンレイクタウンkaze 2F No.208
時間 10:00~21:00(L.O.20:30)
定休日 なし(施設に準ずる)
参考リンク:PRTIMES、美河ハム、クローチェ
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24