「ドキドキしっぱなし」「先が全く読めない」カン・ハヌルと“主人公ウサン”のギャップにも注目『殺人配信』メイキング映像
私人逮捕、違法配信、コメントによる口撃殺人…月日を追うごとに過激化する生配信業界を舞台に、歪んだ承認欲求が生み出す心の闇に切り込んだ映画『殺人配信』が、9月26日(金)より劇場公開中だ。このたび、舞台裏を映したメイキング映像が解禁となった。
カン・ハヌルが連続殺人事件に挑む
本作は、驚愕のリアルタイム配信形式で描かれる予測不能な展開に、韓国映画初登場第一位(2025年3月21日公開週)の大ヒットを記録した、戦慄のデジタルスリラー。主人公は、リアルタイム動画配信サービス「WAG」で、犯罪チャンネル登録者No.1を誇るスター配信者、ウサン。巷を騒がす連続殺人鬼をターゲットに、過激なプロファイリングの過程を生配信したことが発端となり、想像を超える事件へ足を踏み入れることになる…。
主演のカン・ハヌルは、『椿の花咲く頃』で「百想芸術大賞2020」テレビ部門の最優秀演技賞を受賞、『イカゲーム』シーズン3や、『84㎡』『隠し味にはロマンス』などジャンルを問わず話題作で活躍する演技派俳優。本作では毒を以て毒を制しにかかる、劇薬のようなストリーマー・ウサンとして、我々に新たな顔を披露する。そして、ベテランのカン・ハヌルを相手に一歩も引かない演技で、「百想芸術大賞2025」映画部門の新人女優賞にノミネートされたハ・ソユンら、フレッシュな若手たちや、意外なカメオ出演俳優との共演にも注目だ。
待望の日本公開を迎え、劇場で本作を鑑賞したお客さんからは「ドキドキしっぱなし」「展開の先が全く読めない」「普段のカン・ハヌルとのギャップが凄い!」など絶賛の声があがっている。
「脚本の魅力は間違いなく没入感」
カン・ハヌル演じる主人公のウサンが、独自の分析と配信という武器を駆使して連続殺人事件の謎に迫る本作だが、劇中では終始緊張感MAXのシーンが続く。
カン・ハヌルは脚本について、「脚本の魅力は間違いなく没入感でしょう」と分析。続けて「これは何だ?」と没頭して最後まで読みました。次の場面がすごく気になるんです」と初めて脚本を手にした時のことを話した。自身が演じた主人公ウサンについては「『こんな役にまた出会えるだろうか?』とても不思議でした」と魅力を語った。
またチョ・ジャンホ監督はカン・ハヌルとウサンとのギャップを、「従来の善良で優しいカン・ハヌルさんのイメージと異なる卑劣な一面を見ることができます」とアピール。自身の人気を取り戻すべく徐々に狂気へと染まっていくウサンだが、役作りについては「ウサンの変貌を観客に体験してほしかった。だからこそより大胆で過激に表現しました」と努力を明かす。
さらに本作の撮影中に最も注力したことは“ライブ感”だと話す。「カン・ハヌルさんは撮影中もエネルギーにあふれアイデアがあれば果敢に限界に挑戦しました」と監督からの厚い信頼もうかがえた。最後に「観客の皆さんにもこの新しいスタイルの映画を楽しんでいただけると思います」と自信を見せるカン・ハヌル。彼が語る裏ではガッツポーズをしたり舌を出すお茶目な姿も確認でき、より普段のカン・ハヌルと劇中でのウサンとのギャップを堪能できるメイキング映像となっている。
『殺人配信』は全国公開中