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福山シティFCユースを広島県神石高原町に誘致 Jリーグ参入へタッグ強化

旅やか広島

人工芝サッカー場イメージ

広島県神石高原町は、福山シティフットボールクラブ(以下「福山シティFC」)のU-18(ユース)チームを誘致するために動いており、2024年8月7日(水)に神石高原町役場で基本合意書調印式が行われます。

 

【写真】協定締結式の様子

 

神石高原町は、これまでの子育て支援策に加えて若年層の人口増加を図るための施策を強化しており、2024年7月2日の臨時議会で人工芝サッカー場の改修整備に必要な経費が上程され、可決されました。

神石高原町は、20年前の合併時に12000人だった人口が現在8000人を割り込むまでに減少しています。高齢化と人口減少が進行する中、民間の有識者グループ「人口戦略会議」によって「消滅可能性自治体」として再び発表されました。このため、地方創生に向けた取り組みとして官民連携を活かし、若者支援に力を入れています。

2022年1月、神石高原町と株式会社MSERRNT、福山シティFCは、持続可能な地方創生を目指して連携協定を締結し、各項目で連携を図っています。

・町の魅力を伝える交流人口(ファン)拡大
・定住人口および関係人口増加に資する地方創生の推進
・スポーツ等を通じた若者の健全育成
これらの強みを活かし、相互の力を最大化する取り組みを進めています。

福山シティFCのクラブミッション「すべての人に『生きる勇気』と『明日への活力』を」に基づき、町民に大きな勇気と感動を与えることが期待されます。整備されるサッカーコートにはナイター照明やクラブハウスなどの付属設備が整い、ジュニア世代から地域の愛好者までが集える交流の場となります。Jリーグの地域密着型クラブ運営を地域と共にサポートしていきます。

神石高原町について

神石高原町は、標高400m~600mの冷涼な気候を持つ「高原のまち」です。豊かな土壌、澄んだ空気と水で育つトマト、こんにゃく芋、ニューピオーネなどの生産が盛んで、全国で評価の高い神石牛をはじめとする多くの産品が作られています。
また、帝釈峡などの自然環境、歴史的・文化的資源を活用し、都市との交流を進め、「挑戦のまち」を掲げて先端技術の活用にも積極的に取り組んでいます。

福山シティフットボールクラブについて

福山シティFCは、福山市をホームタウンとし、現在中国地域リーグに所属しています。「すべての人に『生きる勇気』と『明日への活力』を」をテーマに、2030年にJ1で優勝争いができるチームを目指しています。トップチームだけでなく、アカデミーの充実を最優先事項とし、サッカーを通じて心の豊かさを育み、地域の活性化と郷土愛・誇りを創生しています。

株式会社MSERRNTについて

株式会社MSERRNTは、2022年に神石高原町出身の丹下兄弟により創設されたまちおこし企業です。創業当時、故郷は「何も行動しなければ、消滅してしまう」という危機に直面していました。丹下兄弟は、「神石高原町が変われば日本が変わる」という強い信念のもと、自立したまちづくりを目指し、補助金や助成金に頼らない活動を展開しています。

福山シティFC U-18の誘致を通じて、神石高原町は地方創生と若者支援を強化し、地域の活性化を目指します。この取り組みが実現すれば、地域全体に新たな風を吹き込み、未来への希望と活力をもたらすことでしょう。

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