【清水区・ますかっと家】しそが香るクリームソース “まかない”生まれのリピ不可避ハンバーグ
ハンバーグの年間購入額が全国トップクラスの静岡で、ハンバーグの名店を調査。静岡市清水区の「マスカットハウス」で見つけたのは、クリームソースにしその香りが加わった独創的な一品。常連客も絶賛の味わいです。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへ一から手作りにこだわる洋食の名店
静岡市清水区の静岡鉄道・新清水駅から歩いてすぐの場所にある「ますかっと家(マスカットハウス)」。「家」と書いて「ハウス」と読むのです。
外観も店内もレトロな喫茶店のような雰囲気です。
1982年オープンの洋食レストランで、一から手作りにこだわるメニューに長年通う常連客も多い人気店です。
「生ハムサラダのピザ(1540円)」は、新鮮な野菜と生ハムが、ピザ生地の上にこんもり盛られた一品です。
一度食べたらクセに「クリームしそハンバーグ」
自慢のメニューは一番人気の「クリームしそハンバーグ(1320円 ※ライスは+220円)」。
一度食べたらクセになると話題のハンバーグです。
ふんわりジューシーなハンバーグと合わせるのは、まろやかなクリームソースと、爽やかに香るしそ。
洋と和が出会った、ここだけのオリジナルメニューです。
早速食べてみると、肉のパンチもしっかりとあって柔らかい。ふわふわのハンバーグです。
ふわふわのハンバーグの秘訣
店主の小原俊さんがハンバーグ作りのコツを教えてくれました。
ますかっと家 店主・小原俊さん:
国産のお肉を牛が7で豚が3の割合です。しっかりこねて、ピタッと空気を抜いています
タマネギを細かく刻んで肉に入れ、そこにナツメグを入れると肉の味がよくなるそうです。
おいしさのポイントは隠し味にトマトケチャップを加えること。
肉と合わせることで酸味と甘みがよくなじみ、まろやかなコクが楽しめるように計算されています。
クリームソースと“しそ”の絶妙な組み合わせ
なんと言っても特徴はソースです。
コクがありながらも“しそ”の効果でスッキリとする、唯一無二のソースなのです。
グラタン用のベシャメルソースを3時間から4時間煮詰めて作り、さらにそれをホワイトソースに作り直します。
ますかっと家 店主・小原俊さん:
1束10枚のしその葉を細かく切って、ホワイトソースの中に入れているんです
“まかない”がきっかけで誕生
このアイデアはどこから生まれたのでしょうか?
ますかっと家 店主・小原俊さん:
スパゲッティで「クリームしそ」というのをやっていたら、お昼にまかないで食べる時、ハンバーグを乗せたらおいしかったんです。それから商品にしました
付け合わせの野菜も種類が多くてうれしくなります。しそクリームを付けて食べてみてください。
野菜一個一個の味が、とてもはっきりしていました。
崩れない程度にゆでて、それをまた揚げるので柔らかいのです。
ますかっと家は、パスタやグラタンなど洋食メニューも豊富にそろっています。ほかにはない味を守り続ける洋食店でした。
■店名 ますかっと家
■住所 静岡市清水区巴町13-16
■営業時間 12:00~14:00
17:00~22:00
■定休 水
■問合せ 054-353-1769
■駐車場 2台