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『アーマー・ウォーズ』どうなったのかドン・チードルにも脚本家にもわからない ─ ドラマ企画当時は「楽しいストーリーだった」

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マハーシャラ・アリ主演、映画『ブレイド(原題)』の公開がとなった(MCU)には、長期にわたり製作が実現していないプロジェクトがもうひとつある。ウォーマシン/ジェームズ・“ローディ”・ローズの単独映画『アーマー・ウォーズ(原題)』だ。

MCU版『ブレイド』の製作が発表されたのは2019年7月、『アーマー・ウォーズ』の企画がのは2020年12月。こちらも約4年を経て、いまだ企画開発がうまく進んでいないとみられる。最初はドラマシリーズとして計画されたが、のちに長編映画へとという珍しい経緯もあった。

主演を務める予定のドン・チードルは、米の取材で本作の現状を尋ねられると「みなさんが調べて僕に知らせてほしい」と逆に要望。「(長編映画に)変更されたというのが最も大事なところだと思います」と笑い、「僕も今どうなっているのか知らないんですよ。(MCUは)いろんな変化が起きていると思うから、どうなるのかな」と話した。

また、企画の初期段階から脚本家として起用されていたヤシル・レスターは、米に対して「僕が作ったシリーズのストーリーは、とても楽しいものでした」と発言。長編映画に企画が変更されたことで、作品の創造性に大きな影響は出ていないと思われるが、「まだ撮影が始まっていない以上、誰にもわからないですよね」と述べた。

既報によると、本作はウォーマシン/ジェームズ・“ローディ”・ローズを主人公として、「アイアンマン/トニー・スタークにとっての最大の恐怖、“もしも技術が悪の手に渡ってしまったら?”が現実化する」という物語を描く。(2023)からとの情報もあるが、レスターは「『シークレット・インベージョン』のように、ローディの物語を巨大なユニバースに繋げなければいけないとすれば、(長編映画化によって)このキャラクターをじっくりと描くのではなく、なるべく迅速に、彼を(MCUの)物語に戻すこともありえる」と話した。

レスターもまた『アーマー・ウォーズ』の現状をつかめずにいるようだが、「マーベルはいつでも“一番面白いものは何か”を考えている」と強調する。「正直に言えば、僕は(MCUの)映画にはドラマシリーズにしておくべき作品があったと思うし、ドラマシリーズには映画にしておくべき作品があったと思う。彼らは今、そのことをより丁寧に受け止め、考えるようになっていると思います」

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