豊かなひとときとおうちごはん♡三宮のスペインバル『Casa Pequeno(カサ ペケーニョ)』 神戸市
神戸・三宮のトアロードより少し西側に、夜な夜な“ゆるり”と人が集うスペインバル『Casa Pequeno(カサ ペケーニョ)』(神戸市中央区)があります。
2007年にオープンし、神戸のスタンドバル文化をけん引する老舗バル。新たに店主が変わりメニューも一新、5月6日に生まれ変わったばかりのお店に潜入してきました♪
店名の「Casa Pequeno」とはスペイン語で“小さなおうち”という意味。コンパクトな店内は白い壁が広がり、スタンディングオンリーながらもなんとも居心地のいい空間。
今年の5月よりお店を営むのは神戸生まれの彩花さん。以前は神戸のビストロやアイスクリームショップで働いていましたが、以前より交流のあったオーナーからのオファーを受けこのカウンターに立つことになったのだとか。
ここでは「酒好きの料理好き」と語る彩花さんの作る、ちょっとホッとするようなスペインのおうちごはんとともに、こだわりのお酒を味わうことができます。
まずはお店の雰囲気を楽しみつつ、見た目にも可憐な「パチャラン」を一口。すももを使用した爽やかなリキュールは楽しいひとときの始まりを演出してくれるよう♡
この日はプレオープンからの人気メニューをオーダー。彩花さんが“大人のミートボール”と語る「アルボンディガス」は、ごろっとジューシーなミートボールをトマトソースで煮込んだもの。アツアツのソースからはオレガノがふわりと香り、とろ~り香ばしいチーズとの相性も抜群です。
ボリューム感◎のお肉料理とともに味わいたいのは赤ワイン。店主厳選のワインが揃っており、好きな味わいやその時の気分などを伝えると彩花さんがチョイスしてくれるので、ワイン初心者にも安心。ほかにもビールやサングリアが揃います。
「タコのガリシア風」はピリ辛風味が食欲を増進させてくれる、タコとじゃがいものパワー系おつまみ。
お次に頼みたい白ワインには、さっぱりとマリネされた「イカとセロリのセビーチェ」を合わせたいですね♪
ほかにも可愛らしい「ペケ(小さな)・キッシュ」やスペイン風オムレツの「トルティージャ」などが揃い、お酒に合わせてタパス(おつまみ)を選んだり、タパスにワインを合わせたり…小さなお店の中でも無限の楽しみ方ができそう!
なによりこのお店で感じたのは居心地のよさ。店名の"小さなおうち"の意味にぴったりの、ゆったり穏やかな雰囲気に身も心も休まりそう。
彩花さんは「私の作るご飯はおうちで食べるオカンの味のようなものなので、愛情をたっぷりと込めてます!食事をすることはもちろん、お喋りを愉しんだり、その場に居る"豊かさ"を感じられるようなお店になるといいなと思っています」と語ってくれました。
4月から始まったプレオープンから新たな常連さんも増えているそうで、「以前より来られている方もそうでない方も、ゆるっと集える空間になれば」と笑顔。
多くの人にとって、ちょっとホッとしたいときに思わず足が伸びる、"大人の隠れ家"のような場所になる予感です。
場所
カサ・ペケーニョ(casa Pequeno)
(神戸市中央区北長狭通3-1-4 ツタニビル 1F)
営業時間
17:00~24:00(L.O.23:00)
定休日
火曜日、不定休