誠志会館 世界大会で健闘 市内2選手が表彰台
空手道場「誠志会館」(人見龍誠館長)に所属する渡邉圭太さん(光丘中2年)と高村悠陽(ひさや)さん(鶴間中2年)がこのほど、代々木体育館(東京都渋谷区)で開かれた第3回「WMKO世界マーシャルアーツ空手道選手権大会」で準優勝、3位の好成績を収めた。
この大会はW.M.K.O世界マーシャルアーツ(武道)空手道連盟総本部の主催。各地域で優秀な成績を収めている道場だけに推薦枠が与えられ、全国や海外から約300人以上が参加した。誠志会館も過去の実績が認められ、推薦枠を獲得した。
渡邉さんは型中学生男子部門、高村さんは硬式空手道中学2・3年生部門に出場。渡邉さんはトーナメント戦を勝ち抜き決勝に進出したが、疲労の蓄積により型が乱れてしまった。優勝まであと一歩だったが、自身最高成績を収めた。
高村さんも順調にトーナメントを勝ち上がり準決勝に進出。格上の選手との延長戦の末に惜敗するも、笑顔でマットを降りた。渡邉さんは「初の大舞台で準優勝できてうれしかった」と喜んだ。
渡邉さんと高村さんは12月に名古屋で行われ、同選手権の上位入賞者のみが出場できる選抜大会に推薦された。高村さんは「悔いが残らないように優勝を目指したい」と意気込みを語った。