9月に開校フリースクール 小学生に新たな成長の場 ログハウス調住宅を改修
小田原市南鴨宮に9月、フリースクールの役割も担う「ジュニアスクール&アフタースクールかくれんぼ村」が開校する。夏休み明けは児童の気持ちに変化が起こることも多く、同スクールの関係者は「従来の小学校とは別の成長や学びの機会が提供できれば」と意義を話している。
かくれんぼ村はアウトドア体験など、独自の教育を行う認定こども園「未来っ子幼児教育センター」と連携した小学生向けの新拠点。同園に隣接したログハウス調の民家を改修してオープンする。
午前から昼過ぎまでの「ジュニアスクール」はフリースクール/オルタナティブスクールとして、元教員などによる学習支援のほか、専門分野の職員らと自然体験やアート、スポーツなどを児童と取り組んでいく。
午後からは学童型の「アフタースクール」。小学校下校後の登校も可能で、多彩な体験レッスンや学習をサポートする拠点となる。7月から両機能に関する説明会や体験会が行われており、反響も上々だという。
施設長を務める小嶋晃子さんは「期の途中から心が折れてしまったり、通学するのに疲れてしまう児童も多い。もう一つの学校という拠り所で、自由度の高い時間を過ごしてもらい、個々の成長をサポートできれば」と期待を語る。同スクールの詳細はHP(http://kakurenbomura.com)、(問)【電話】0465・20・7810