<一人っ子はワガママ?>娘がイトコに泣かされた!裏にあった「義姉の偏見」にショック【まんが】
私(ヒロミ)は、夫ユキヒロと娘ミオ(小1)との3人暮らしです。義母や義姉サトコさん一家も同じ市内に住んでいて、義実家で2ヶ月に1回ほど集まっています。先日は夫が仕事で不在だったため、私だけ娘のミオを連れて義実家へ行きました。義姉も子どもたちを連れて到着。娘のマリカちゃん(中1)と息子タクトくん(小3)は、ミオと一緒にテレビゲームをはじめました。その日まで私と義姉の関係は良好で、うまく付き合えていると思っていたのですが……。
タクトくんが私のところに来て「ミオちゃんが泣いてるよ」と言うので、私は慌てて向かいました。しかしミオは泣いて何も言えない様子。マリカちゃんは無視するようにトゲトゲしい態度でゲームを続けるだけです。帰宅後あらためて事情を聞くと……。
「一人っ子はワガママ」なんて完全に偏見です。それに一人っ子であることは、ミオ自身にはどうにもできないこと。なのに非難してくるなんて意地悪にもほどがあります。しかも「今までに何度もそう言われてきた」というので驚いてしまいました。
ショックでした。義姉が「ミオは一人っ子だからワガママなのよ」とマリカちゃんやタクトくんに悪口を吹き込んでいるのでしょうか。だからマリカちゃんがミオに向かって同じように言うのでしょうか。 義姉は顔を合わせるたび気を遣ってくれて、私は良い親戚付き合いができていると思っていました。でもその義姉が裏では「ミオは一人っ子だからワガママ」と言っているなんて……。しかも義姉はうちが2人目を欲しいのに授かれていないのを知っているはずなのです。 マリカちゃんから非難されて悲しそうなミオに、私までひどく落ち込んでしまったのでした。
ネガティブな感情は持たせたくない!私たち家族の幸せを伝える
私はミオから聞いたことをそのまま夫に伝えることにしました。すると夫は憤慨。「マリカが意地悪を言うのは姉ちゃんのしつけの問題」とすぐに抗議の電話をしました。しかし義姉は私たちの気持ちを知ってか知らずか平然と答えます。
夫はかなり激しい口調で抗議をしています。いつの間にかミオもそばにきて、夫と義姉の会話を聞いていました。ミオが怖がるかと心配しましたが、むしろ安心したように見えました。自分のことをかばって怒ってくれていることが分かったのかもしれません。
それからは義実家で顔を合わせても、ミオがマリカちゃんから「一人っ子だから」と言われることはなくなったようです。さすがに義姉も、私たち家族への配慮がなさすぎたと反省したのでしょう。やがて子どもたちの成長につれて義姉家族と会う機会は自然と減っていきました。 今となっては、義姉がどう思っているかはそれほど大した問題ではありません。それよりもミオに「一人っ子」であることへのネガティブな感情を持たせないことが大切だと考えています。義姉の偏見じみた言葉に強く抗議した夫の思いを、ミオも受け止めてくれたようでよかったです。 私たち夫婦も今の「3人での暮らし」が幸せなものであるということを、しっかりとミオに伝えていきたいと思います。