パラスポーツボッチャ 白球にピタリ、歓声 瀬谷区 大会で交流深め
障害の有無に関わらず楽しめるパラスポーツ「ボッチャ」を通じて地域交流を深める大会が3月26日に阿久和地区センターで開かれ、18チームが熱戦を繰り広げた。
「まんまるボッチャ交流会」(主催/同実行委員会、共催/瀬谷区障害者地域自立支援協議会、瀬谷区)は、障害者施設や地域作業所、放課後等デイサービスなどの利用者と、地域住民らの交流を深めることが目的だ。昨年に引き続き2回目。
夏季パラリンピックの正式種目になっているボッチャは、目標となる白球に、赤と青のボールを投げながら、いかに近づけるか競うもの。投げ方は自由で、手が使えない選手は蹴ることなども認められている。
この日は3チームごとのグループリーグと各1位による決勝トーナメントが行われ、選手の投げたボールが白球に近づくと大きな歓声と拍手が起こった。優勝チームは、旭区から参加した「横浜西部就労支援センター【2】」だった。
NPO法人でっかいそらの事業所・紙風船の選手は「力を入れ過ぎないように気を付けながら投げました」とプレーを楽しんだ様子だった。