災害時、仮設トイレ協定 開成町が民間会社と
開成町は8月9日、仮設トイレ・水槽タンクなどの仮設資材のレンタル・販売事業を展開する株式会社東伸レンタル(横浜市)と、「災害時における仮設トイレ等の提供に関する協定」を締結した。
開成町は、水や汲み取りを必要としない福祉バイオトイレカー提供に関する協定を移動式トイレを扱う民間会社と、5月に提供に関する協定を締結している。今回の協定では、大規模災害による断水発生時に、指定避難所等で使用する仮設トイレや水槽タンクなどを提供してもらうことで、災害時のトイレや水不足の対応強化を図られる。
東伸レンタルの高瀬晃雄部長は「協定の締結を機に、地域の防災対策に貢献できれば幸いです」とコメント。山神裕町長は「先日、宮崎県沖で大きな地震が発生し、初めて南海トラフ地震臨時情報が発表されるタイミングで、協定を結び、我々も災害に対して一層備えていかなければいけない」と話した。