【玉名郡】いつも車で行き過ぎるだけの「高畑の六地蔵」のお顔をじっくりと眺めてきました~高畑の六地蔵~
玉名郡和水町にあります「高畑の六地蔵」というのをご存じでしょうか? お地蔵さんの列があり目を引きますが、車でぱーっと通りすぎてしまう方が多いと思いますので、今回は車を停めてじっくり見学してまいりました。
場所は玉名郡和水町大田黒
国道443号線沿い、セブンイレブン 和水三加和店の近くになります。
株式会社Ring 熊本工場が目印。この工場の向かいに高畑六地蔵があります。
ずらり。
文政三年(1820年) 佐三次という方が寄進したとの記載がありました。
由緒不明との事で、何か手掛かりはないかと眺めますが、
六地蔵といっても六体以上あるという事以外はわかりません。
後列のお地蔵さんは頭が取れているものもありました。
とても車通りが多く賑やかな所で、ここだけ凛とした空気が流れているようでした。 子供のころの通学路にあるお地蔵さんに、誰に教わったわけでもないけれども友人たちと手を合わせておりました。そして、お花が変えてあったり、帽子がかぶせてあったり、前掛けが新しくなっていたりする変化をとても不思議に思っていたものです。
さまざまなお地蔵さんを見る事がありますが、場所によっては怒りだったり悲しみだったりを感じるような事もありますが、こちらのお地蔵さん達は、とても穏やかな表情をされているように感じました。
お地蔵さんの前には「小学校跡地」と「校歌」が。こちらは和水町立神尾小学校跡との事でした。少し前までは子供たちを見守っていたことでしょう。
車がわりとスピードを出してゆくので、見学の際はくれぐれもお気を付けください。 お地蔵さんを右手に見て進んで、
橋を渡ると、
物産館の案内板があり、
休憩する場所がありました。
こちらから川に降りることが出来たので、降りてみましたら、
如何にも秋という、すすきの風景が広がっておりました。 地震や台風などで、あのお地蔵さんたちの首がこれ以上落ちませんようにと、思いながら、ここで運転の疲れを癒しました。 「高畑の六地蔵」。皆さんもちょっと気にかけてみてはいかがでしょうか。