「オーブントースター」の意外と知らない“寿命と買い替えのサイン3つ”→「長年使い続けてた…」「危険」
パンを焼いたり、おかずを温め直したりするのに欠かせない「オーブントースター」。できる限り長く使いたいものですが、お手入れを怠ると持ちが悪くなる可能性も……。ここでは、意外と知らないオーブントースターの寿命と、買い替えのサインについてご紹介します。
オーブントースターは何年使える?
結論から言うと、オーブントースターの平均寿命は「約5~6年」が目安です。使用頻度が高く汚れやすいため、キッチン家電の中では比較的寿命が短い方。
使い方やお手入れ状況によっては、早々に故障して買い替えが必要になる場合も少なくありません。
寿命を知らせる「買い替え」のサイン
電源が入らなくなれば当然買い替えは必須ですが、次のような不具合が見られる場合も「買い替え」のタイミングです。
1.ヒーターが赤くならない、加熱されない
加熱をしても、ヒーターが赤くともらずに加熱できないといった症状が引き起こされる原因として、「断線」が考えられます。
ヒーターが故障していると、オーブントースターとしての機能が発揮されません。ヒーターの一部分だけが赤くならない場合も、なんらかの不具合を引き起こしている可能性大です。
2.使用中に煙が出る
オーブントースターに汚れが溜まったまま使用すると、パンくずなどが加熱されて煙が出ることがあります。
パンくず受けや庫内を掃除すれば改善されることもありますが、お手入れしても煙が出続ける場合は使用を中止してください。
3.異音がする
オーブントースターに溜まった汚れは、煙だけでなく異音を発生させることもあります。加熱中や加熱後に“パチパチ”と音が鳴るのは異常ではありませんが、それとは違う明らかな異音がする場合は、内部で不具合を起こしている可能性が高いです。
性能が落ちているオーブントースターを使い続けると危険をともなう可能性があります。「まだ使えるから大丈夫」と安易に考えず、早期に買い替えを検討しましょう。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア