園内に“小さな街”を再現!西宮の『交通公園(久保公園)』で交通ルールを楽しく学ぶ 西宮市
西宮市の久保町にある『交通公園(久保公園)』は、その名の通り「遊びながら交通ルールを学ぶことができる」公園です。
最寄り駅の阪神西宮駅からは徒歩約15分。今回記者はJR西宮駅から『西宮市役所』を経由して向かいましたが、JRからだと20分と少しかかりました。
東側の入口では「羊」の石像がお出迎え。なぜ羊なのかと、頭の中に「?」が浮かんできましたが、かわいいので良し!(笑)。
園内に一歩足を踏み入れると、さまざまな「道路標識」や「指示標示」が目に飛び込んできました。
「信号機」や「歩道橋」まで用意されていることにびっくり!公園内に“街並み”を再現した不思議な光景に、大人の記者も思わずワクワク♪子どもたちも、テーマパークを訪れた時のように楽しんでくれそうです。
通り沿いには果物屋や喫茶店、花屋などお店のミニチュアが並んでいました。小さな子の「将来の夢」にあがりそうなお店が多く、「おままごと」や「ごっこ遊び」が捗りそう。
西宮市のシンボル『阪神甲子園球場』のミニチュアも発見。「ツタ」をしっかり描いているところに制作者のこだわりを感じます。
公園のシンボルともいえる「歩道橋」のミニチュア。階段も用意されており、実際に渡ることができます。
造りの精巧さに感動を覚えました。ここまで立派だと大人も子どもも関係なく、いやむしろ大人の方がはしゃいでしまう気がします(笑)。
歩道橋からの景色がこちら。園内を子どもと一緒に見渡しながら、「あの標識はどんな意味?」「信号が青になったらどうやって渡る?」など、クイズ形式で交通ルールを学ばせるのにもってこいです。
歩道橋の近くの休憩スペースには、道路標識がまとめて飾られていました。
緑の天井や鉄骨のさび具合も相まって、“文明が荒廃した未来の世界”のような雰囲気を醸し出しています。
ちなみに園内は「交通」のミニチュアだけでなく、「遊具」のラインナップも豊富。男の子にはたまらない「新幹線型遊具」をはじめ、ユニークな遊具がそろっています。
現代アートのような「モニュメント造形遊具」。遊び方がよくわかりませんが、カラフルでへんてこりんな造形は子どもたちの興味をそそりそう(笑)。
砂場に設置された「スペースシャトル型遊具」もシンボリックな存在です。
ユニークな遊具だけでなく、ブランコ、鉄棒、滑り台などの定番遊具も用意されています。
公衆トイレはきれいな雰囲気で、おむつ交換台付きの「多機能トイレ」も完備。
近くにはコンビニや『スターバックスコーヒー』もあるので、遊んだ帰りに一息ついたり、飲み物を買ったりする場所にも困りません。
また交通公園(久保公園)の向かいには、広大なグラウンドを備えた『東三公園』もあり、思いきり走り回って遊びたい時は、こちらの利用がおすすめです。
場所
交通公園(久保公園)
(西宮市久保町9-20)