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シグナス’94 新たな出発から30年 1月25日に記念演奏会

タウンニュース

本番に向け練習に励む団員ら(1月10日)

小田原市を拠点に活動する「混声合唱団シグナス'94」が、創立30周年を記念したコンサートを1月25日(土)に開催する。本番を目前に控え、団員らは市内に集まり練習に励んでいる。

同団の前身は1947年に結成された混声合唱団「シグナス」。当初は県立小田原中学校、同小田原高等女学校、市立小田原高等女学校の音楽部の生徒により結成されていたが、58年から一般も参加可能な合唱団へと形を変えた。しかし94年、音楽の方向性の違いから「シグナス'94」を設立、約20人で新たな歩みを始めた。

週に1回、市内に集まり約2時間の練習を重ねる同団。現在の団員は30代から80代までの18人で、主婦や医療関係者、定年退職者など、多様な背景を持つメンバーが集まっている。

団長を務める吉田秀樹さんは、結成当初の団員の一人。同団の魅力は「居心地が良いこと」、「合唱はただ歌うだけではなく、心のつながりが大事。楽しく活動できている」と話した。記念コンサートでは、「いい日旅立ち」など馴染みのある日本のポップスや、イギリスのフォークソングなど多様な音楽を混声合唱で披露する。吉田団長は「演劇など、目で楽しめる工夫もしています。ぜひ一緒に楽しんで、ハーモニーに癒されてほしい」と来場を呼び掛けた。

会場は小田原三の丸ホールで、全席自由。チケットは1000円、同ホール窓口ほかで販売中。午後1時20分開場、2時開演。

(問)吉田団長【電話】090・9375・4154

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