ごはんにも、ステーキにも、お酒にも。あらゆる料理にお茶お茶お茶【すえひろ酒場 お茶め】日本茶・中国茶・紅茶30種でお茶づくしの店
お茶って聞くと、どんなイメージですか?
ほっとあたたまる緑茶に、夏場には欠かせない麦茶。優雅な香りに癒される中国茶にミルクやフルーツの風味引き立つ紅茶。さわやかな風味でリラックスでき、水分や糖分、カフェインなどを効率よく摂取できて、暮らしに活力を与えてくれますよね。
そんな日常生活には欠かせないお茶を、飲むだけでなく、料理やお酒でも楽しめる店が2024年10月に富山県高岡市にオープンしました。
その名も、「すえひろ酒場 お茶め」です。
御車山祭で有名な関野神社の目の前
古民家リノベのモダンな店
店があるのは高岡駅から約500m、歩いて10分程度の高岡関野神社の目の前です。
関野神社といえば、高岡のまちを開いた前田利長を祀る神社。毎年5月1日には御車山祭が行われることでも有名で、高岡のシンボル的な場所のひとつでもあります。
真っ赤な鳥居を目の前に臨む、大きな木の格子窓と白壁の和モダンな店構え。「お茶め」と書かれた暖簾が入口にかかります。
もともと民家だった建物をリノベーションしたということで、立派な欄間や梁をそのままいかした作り。歴史や日本文化が感じられる店内は、1階にカウンターと大きなテーブル席があり、2階にも4人掛けテーブルが7卓ほどあります。
テーブルや床は新しくリノベーションされていて、懐かしい空間でありながら、清潔感があり落ち着いてくつろぐことができそうです。
ごはんにも茶、ステーキにも茶。お茶づくしのランチ
「すえひろ酒場 お茶め」は、その名のとおり、お茶をコンセプトにした店。飲み物ばかりではなく、提供する料理にもお茶を使っていて、何から何までお茶づくしです。
ランチは、メインの料理をお好みで選ぶことができる御膳のスタイル。5つあるメイン料理からひとつと、ごはん、味噌汁、おばんざい、サラダ、漬物、豆腐が揃ったプレートを味わうことができます。
1番人気は豚ロースの緑茶ステーキ
5つのメイン料理のうち、1番人気は豚ロースの緑茶ステーキ。
ステーキの上に添えられている緑の物体、これが茶葉なんです。甘みのある豚ロースにさわやかな苦みをプラスして、さっぱりと食べることができます。
が、それだけではありません。豚ロース肉は焼く前に静岡産の煎茶の茶葉と塩麹で漬け込んでいて、肉そのものにほんのりと緑茶の香りがついています。やわらかくジューシーで、しっかりと豚の味を感じながら、後味はすっきり清涼感があります。
ごはんも、この通り、緑茶の茶葉と一緒に炊いたもの。毎日できたての豆腐には、塩と昆布茶がかけられています。
ランチについてくる飲み物も、もちろんお茶。日替わりであたたかいお茶と冷たいお茶が用意されていて、おかわりも自由です。冷たいお茶で食を進ませつつ、食後にはあたたかいお茶でおなかを休ませる…なんて楽しみ方もできそう。
“すえひろ酒場”と名につく通り、夜もお茶を使った料理と酒を楽しむことができます。
店に揃えられているのは日本茶、中国茶、紅茶など約30種類。いろんなお茶でお酒を割ったり、食材や料理ごとにさまざまなお茶の風味を味わったり。
お茶好きはもちろん、お茶に詳しくない人でも新しいお茶の魅力に目覚めるきっかけになるかも。いつもとちょっと違うお茶の楽しみ方、味わってみませんか。
【すえひろ酒場 お茶め】
住所 富山県高岡市末広町13-10
営業時間 11:00~15:00(L.O. 14:00)
17:00~23:00(L.O. 22:00)
定休日 火曜