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わさびやの茶、中学給食に ふるさと秦野食育DAY

タウンニュース

ちくわのお茶揚げを頬張る中学生(上)とふるさと秦野食育DAYの献立(秦野市提供)

秦野市立中学校で5月1日、「緑茶工房わさびや茶園」(山口勇代表・秦野市菩提)で収穫された茶をちくわの衣にして揚げた「ちくわのお茶揚げ」が給食のメニューとして提供された。

中学校給食では「ふるさと秦野食育DAY」として、秦野産の食材を使用した給食メニューを提供する日を設けている。地場産品を取り入れた献立を提供し、生産者と顔の見える関係を築くことで生徒への食育を推進するねらいがある。

八十八夜にちなみ、5月1日は茶を使用した献立が市内全中学校に提供された。この日の献立は、ちくわのお茶揚げ、たけのこごはん、わかめの味噌汁、豆乳プリンタルト、牛乳。給食の時間に、事前に撮影した山口さんから中学生へのコメント動画が流され、中学生たちは生産者の顔を見てお茶揚げを味わっていた。動画撮影を振り返り、山口さんは「お茶は秦野の名産品だということを知ってもらい、お茶を飲むきっかけになればうれしい」と話した。

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