観戦前にスタッド・ランス注目選手をチェック!【前編】三笘と共闘したマルタ代表MF、中盤の底から推進力生むジンバブエ代表MF
サッカー日本代表の伊東純也選手と中村敬斗選手が所属するスタッド・ランス(フランス1部)とジュビロ磐田、清水エスパルスとの試合が近づいてきました!
静岡放送は7月24日、SBSテレビ公式YouTubeチャンネルでジュビロ磐田の試合を独占ライブ配信します。
フランストップカテゴリーのスタッド・ランスには伊東純也と中村敬斗以外にも、魅力的な選手が数多く所属!どんな選手がいるのか?2回に分けて紹介します!
>>>SBS公式YouTubeチャンネルはこちらから
MF マーシャル・ミュネツイ (28歳)ジンバブエ代表
ジンバブエ出身。プロキャリアは南アフリカのクラブからスタートし、スタッド・ランスには2019年に加入しました。的確なスライディングで相手を潰すなど、高いボール奪取能力が特徴。過去のシーズンではインターセプト数や1対1での勝利数など守備の指標でリーグ上位の常連です。
ボール奪取後に見せる推進力あふれるドリブルやチャンスと見ればゴール前に飛び込む攻撃意欲も大きな魅力で、2022-23シーズンはキャリアハイの7ゴールを記録。中盤の底に位置しながらもゴールをこじ開けるパワフルなプレーも併せ持つ能力は、リーグアンでも有数の「BoxToBoxミッドフィルダー」と言えるでしょう。
ジンバブエ代表でもその存在感は変わらず、2018年に初招集を受けて以来、中盤の重要なピースとして代表チームを支えています。
MF テディ・テウマ(30歳)マルタ代表
フランス出身。フランス4部でキャリアをスタートすると、2019年にはベルギーのロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズへ加入。その後、2021年に加入してきた三笘薫と共闘、数多くのゴールをアシストしました。
ユニオンSGではキャプテンを務め、2023年8月にスタッド・ランスへとステップアップ。2023-24シーズンは加入1年目からチームの主軸を担い、7ゴール3アシストを記録しました。強烈なミドルや正確なプレースキックにも定評がある技巧派のレフティーで、豊富な運動量も特徴です。
フランスとマルタの2つの国籍を保有していたテウマはマルタ代表としてプレー。代表でもチームの屋台骨として重要な役割を担います。
MF レダ・カドラ(23歳)元U-21ドイツ代表
左サイドでのプレーを好むドイツ人ウインガー。ドルトムントユースで育ち、ブライトンのセカンドチームに移籍しました。しかし、ブライトン移籍後はレンタルでイングランドの各クラブを渡り歩くなど出場機会に恵まれていませんでした。
2023年7月にスタッド・ランスに完全移籍。シーズン序盤は出場時間が少なかったものの、12月に入るとスタメン出場が増え、持ち味のトリッキーなプレーでスタジアムをわかせました。創造性と爆発的なスピードを生かしたドリブルなどで、スタッド・ランスの攻撃にアクセントを加えることが多く、欠かせない攻撃のピースとなっています。