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【船橋市】ジオラマでよみがえる 昭和30~40年代の下総中山駅

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【船橋市】ジオラマでよみがえる 昭和30~40年代の下総中山駅

船橋市西部公民館(本中山1-6-6)の1階ロビーに、昭和30~40年代の下総中山駅のジオラマ模型(1/80縮尺)が展示されています。

西部公民館ロビーに懐かしい風景を再現

昭和30~40年代の下総中山駅の全景(鈴木秀一さん提供)

横210cm×縦90cmの舞台に当時の駅舎、線路、それにぶどう色の73系やカナリア色の懐かしい101系の電車。

101系電車が入ってきた懐かしいホーム

高架ホームになる前の跨線橋にも昔の趣が。

駅前広場にはボンネット型の京成バスが止まっており、競輪・競艇などの開催看板も再現されています。

「当時は貨物駅もあり、中山競馬場の最寄り駅であったため競走馬も駅からオケラ街道をトコトコと引かれて行ったらしい」。

そう話してくれたのはジオラマ製作者であり、船橋市郷土資料館に寄贈した鈴木秀一(てるかず)さん(80)。

思い出を語る鈴木さん

本中山で生まれ育ち、家が近かったため、駅の記憶がある。

ジオラマ製作は趣味として続けてきたと語ります。

下総中山駅はモノクロ写真を見ながら定年前に作ったもので、製作期間は約6カ月。

「風景を残したかった。趣味だから苦労話なんてないよ」とニッコリ。

中山商店会の看板があった駅入り口
平屋だった駅舎、後方に跨線橋が見える
貨物用線路を走るSL列車

郷土資料館に行田無線塔のジオラマも

鈴木さんの作品には、実物の高さ200mの行田無線塔もあります。

1941(昭和16)年12月2日、あの「ニイタカヤマノボレ」の無線を中継した船橋海軍無線電信所です。

71年に解体されましたが、1/150縮尺のジオラマは船橋市郷土資料館に寄贈され、同館で展示されています。

船橋市郷土資料館にある行田無線塔のジオラマ(左が海軍無線電信所)

7月初旬にテレビで紹介され、注目度が上がっています。(取材・執筆/マット)

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