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桑都テラスに立ち飲み屋が登場!手作り料理にこだわった『角打ち 九十九(つくも)』

八王子ジャーニー

料理人になって41年目の大ベテラン・市場さんが八王子にオープンした『角打ち 九十九』は、料理のメニューが数も種類も豊富なうえ妥協しない本格派だ。

中町にある文化・商業複合施設『桑都テラス』に初の立ち飲み屋ができたということで、取材に行ってきました!立ち飲み屋とは思えないような、あっと驚くお料理の数々を堪能してきたので、それぞれご紹介していきますね。

手料理へのこだわりがすごい立ち飲み屋

桑都テラスに入ると、『八王子ブロッサム』の横に『角打ち 九十九』と書かれた紺色の暖簾がかかっているので、すぐにお店の場所はわかると思います。

店内は立ち飲みスペースとテーブル席の2種類。ときどき座る席はチャージがかかるお店がありますが、こちらでは特にかかりません。気分やシチュエーションに応じてお好きな席をチョイスしてください。

メニューはこちら

メニューを見ていきましょう。ドリンクは生ビールが500円、酎ハイやレモンサワー、ウーロンハイなどが400円〜と嬉しい価格設定。お料理メニューはお惣菜の250円をはじめ、幅広い価格帯のお料理が50種類以上ラインナップされています。

黒ホッピー 450円

立ち飲み屋といえば、僕にとってはホッピーのイメージ。というわけで1杯目は『黒ホッピー』(450円)をいただいちゃいます。

こちらのお店のホッピーはいわゆる“シャリキン”タイプ。シャリシャリに凍らせた焼酎とホッピーのみで作られ、氷を入れないので、飲んでいるうちに薄まることがなく最後まで同じ濃度で飲むことができます。

店主の市場さんは、料理人になって41年目の大ベテラン。そんな彼が作る手料理の数々をご紹介していきますね!

お惣菜五点 800円

まずは小鉢に入ったかわいらしいお惣菜から。1個ずつ注文すると5個で1250円ですが、おまかせ5点にすると800円と450円もお得。軽くつまみたい人やグループで行っていろいろ食べたい人におすすめのメニューです。

ピリ辛こんにゃく 250円

こちらは八王子市八木町にある老舗『なかの屋』がつくるこんにゃく。一般的なこんにゃくよりもかなりやわらかく、初めて食べる人はぷるぷるもっちりな食感に驚くことでしょう。

砂肝とピーマンの冷製 400円

こちらは砂肝とピーマン、にんじんなどを使った冷菜。砂肝のコリコリとした食感と炒めた野菜の柔らかい食感のコントラストが、口の中で楽しい一品です。

うなぎ佃煮 400円

「うなぎをおいしくする技術に長けている」と話す市場さん。話すと2時間も3時間もかかっちゃうから、と詳しくは聞くことができなかったのですが、うなぎが400円で食べられるのは嬉しいですね。

あじのたたき 600円

小田原出身である市場さんのおすすめ『あじのたたき』。初夏から夏にかけて産卵前のおいしいアジをぜひご堪能ください!

アジフライ 600円

そんな生で食べておいしいアジは、フライにしてももちろんおいしいです。フワフワな衣とレアめに揚げられたアジが、一般的なアジフライとは一線を画すあじわい!

ロースハム 700円

ロースハムはなんと豚肉から手づくり!「僕にとっては当然のことなんで」と謙遜する市場さんでしたが、幅広いジャンルの料理を出す店でロースハムの手づくりはなかなかできることじゃないです!他にも聞いてみると「クリームシチューは小麦粉を炒めるところから」「ビーフシチューは牛ブロック肉の表面を焼き固めるところから」と洋食屋かと思うほどの本格派。

和牛ローストビーフ 1000円

最後は和牛で作られたローストビーフ。価格は1000円と立ち飲み屋で出す料理としては高価な部類ですが、美しいサシの入った和牛と数種類の野菜で作られた旨みあふれるソースは、値段に見合った素晴らしい味わいです。

「飲食代金としてだいたい3000円という大変な金額をもらうわけだから、インチキはしたくない」と手づくりへの思いを語る市場さん。ぜひみなさんも手料理の数々を肴に飲みに行ってみてください!

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