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【多可町】「いちご工舎」パティシエ兼農家が営むケーキ店!朝採れイチゴのスイーツが盛りだくさん♪

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【多可町】「いちご工舎」パティシエ兼農家が営むケーキ店!朝採れイチゴのスイーツが盛りだくさん♪

2024年1月27日にオープンした、イチゴ農家が営む多可町のケーキ店「いちご工舎」。12月~5月にかけては“朝採れイチゴ”を惜しみなく使ったスイーツ、オフシーズンには米粉パンと自家製無添加ベーコンの体にやさしいBLTバーガーを販売しています。パティシエとして長年腕を磨いてきた、ちょっぴり変わった経歴の店主が手がけるスイーツ&グルメを求めて、多可町まで足を延ばしてみては?

・イチゴ農家&ケーキ店「いちご工舎」

自然あふれるのどかな多可町八千代区に、2024年1月27日オープンした「いちご工舎」。多可町の中でも南部にあたるエリアで、西脇市や加西市、市川町などの市外からも比較的アクセスしやすい場所にあります。
同店では、12月~5月はイチゴスイーツ、オフシーズンは米粉100%のパンとハンバーガー、冷凍イチゴがある期間はイチゴドリンクを販売しています。

店主は以前、愛知県でイチゴの栽培・加工・カフェ・販売を行う農業法人に勤めていたそう。「そこで培った経験を生かしてイチゴ農家をしたい」という夢を胸に新たな人生を歩むため、愛知県から家族とともに移住してきました。
海の近くに住んでいたことから“山での田舎暮らしへの憧れ”が強く、のどかなこの地を選んだそう。2022年8月に生活の拠点をここに移してからの約1年間、近くの体験型複合施設「なごみの里山都」でイチゴタルトの販売と農地の整備に専念。そして2024年1月に、念願のオープンを果たしました。

以前勤めていた法人では、最近主流の「高設栽培」でしたが、イチゴ農家として独立するにあたり、昔ながらの「土壌栽培」にシフトチェンジ。子どもからお年寄りまで、すべての人に「安心・安全・おいしい」を届けたいと、有機JASに使用を認められた人と自然に優しい農薬のみを必要最小限だけ使用しているそう。
また、ハウスの中の気温をあえて抑えているのもおいしさの秘訣。寒いほどにイチゴの成長がゆっくりになるので、イチゴ本来の風味が濃くなりやすいんだとか。3棟、面積にして4.5アールほどあるビニールハウスでは、2025年1月現在、「かおりの」「さちのか」「紅ほっぺ」の3種類のイチゴを栽培しています。

・看板スイーツ『いちご工舎タルト』

『いちご工舎タルト』3,800円
同店のケーキには一切小麦粉を使っておらず、米粉100%のグルテンフリーな仕様になっています。看板スイーツは『いちご工舎タルト』は、直径15cmほどある5号サイズと食べきりサイズの2種類があり、どちらにも自家栽培のイチゴが惜しみなく使われています。
また同店のケーキには、その日の朝に収穫したばかりの“朝採れイチゴ”を使うのが最大のこだわり!食べごろを迎えた完熟イチゴだけを使っているため、一日に作られるケーキの数も日によってまちまちなんだそう。確実に手に入れたいときや購入日が決まっている人は、公式LINEから予約をしておくのがベターです。

米粉をベースにしたタルト生地は、焼き色がしっかりと付いたサックリタイプ。それでいて口に入れた瞬間にホロッと崩れるような一面も持ち合わせていて、後口が軽めなのが特徴です。甘さ控えめのダマンドの上には、自家製のカスタードクリームと「大山乳業」の生クリームをたんまりと。さらにその上を完熟イチゴが赤く埋め尽くし、華やかに彩ります。
「甘さと酸味のバランスにこだわり、素材選びから慎重に行いました」と語る店主。「播州地卵」と「山田錦」の米粉など、多可町産のものを積極的に取り入れています。良質な素材を使っているからこそ素材自体の味わいが豊か。だからこそ甘さ控えめでも、一口で印象に残るような香り高さやコク深さがしっかりと感じられます。

『ミニタルト』各700円
自分へのご褒美やちょっとした手土産には、食べきりサイズのミニタルトを。手のひらにすっぽりと乗るような小ぶりなタルトの上を、カスタードと純生クリーム、真っ赤なイチゴがかわいらしくおめかし♪ハートの形をしたイチゴ断面もまた、乙女心をときめかせます。
イチゴの品種は日によって変わり、同じ日でもケーキの種類によって違うことがほとんど。取材日はタルトケーキが「さちのか」、『いちご工舎ロール』が「とちおとめ」で、その日その時にしか出会えない一期一会のおいしさを味わえるというのも、同店のスイーツの魅力です。

・手土産にぴったり!『いちご工舎ロール』

左から『ころーる』2,500円、『いちご工舎ロール』3,500円
ふんわり&しっとりとした食感を追い求め、何度も試作を重ねてようやく完成したという渾身の『いちご工舎ロール』。販売当初に比べロールケーキの中のイチゴの数が増えてリニューアル。大きなカットイチゴがごろごろと入って、より贅沢感がアップしました!
「播州地卵」や「山田錦」の米粉、国産ハチミツなどの厳選素材で仕上げたスポンジは、もっちりとした弾力としっとりとした食感がやみつきに。中にはおよそ1パック分ものイチゴと純生クリーム、自家製カスタードクリームがあふれんばかりに入っています。
カスタードクリームには、香りづけにマダガスカル産のバニラビーンズと発酵バターを使用。濃厚な「播州地卵」のコクに負けないような力強い風味をプラスすることで、ミルキーな純生クリームと甘酸っぱいイチゴとの巧みなハーモニーが生まれます。2〜3人でシェアしたいという人は、一回り小さい『ころーる』もありますよ♪

・“スイーツ弁当”が新登場!イチゴドリンクも

『OBENTOロール』750円

『いちご工舎ロール』に、生の苺、メレンゲクッキーを詰め合わせた“スイーツ弁当”が登場!ロールケーキの上には特別にイチゴがトッピングされています♪カフェタイムにぴったりのボリューム感で、おうちカフェが充実しそう!

『いちご工舎ロール』が『いちご工舎タルト』になった『OBENTOタルト』(800円)も用意されています。

左から『苺ビネガー牛乳』450円、『苺ビネガーソーダ』400円
※3月から冷凍イチゴが無くなるまでの期間限定

3月以降は自慢のイチゴを使ったドリンクメニューも登場します♪
『苺ビネガーソーダ』は、少し暖かくなってきた季節にぴったり。すっきり爽やか、それでいて自家栽培イチゴの濃い味が際立った一品です。『ビネガー牛乳』はお酢と牛乳が合わさって、とろっとまるでヨーグルトドリンクのよう!

『苺フラぺ』800円
※3月から冷凍イチゴが無くなるまでの期間限定

甘党さんには『苺フラぺ』がイチオシ。完熟したタイミングで冷凍したフローズンイチゴと、自家製イチゴジャム、白バラ牛乳、『苺ビネガー』に漬け込んだイチゴ1粒をミキサーにかけた、イチゴ好きにはたまらない一杯です。トッピングの生クリームがハート型になっているのも胸キュンポイント!

・イチゴのオフシーズンには米粉パンや米粉バーガーを販売!

イチゴのオフシーズンである6月中旬〜11月初旬には、米粉のパンとハンバーガーを販売しています。
店主はもともと趣味で小麦を使ったパン作りをしていましたが、多可町産の素材を活用したいという思いと、小麦アレルギーのお客さんに向けて米粉の商品展開を増やしていきたいという思いから、多可町産米粉100%のグルテンフリー商品を販売するに至ったそう。
パンに使うあんこは北海道産の小豆を工房で炊いたり、季節によって地元農家が育てる紫イモやカボチャの餡を入れたりと、生地の中のフィリングも手作りにこだわっています。

『米粉パンと自家製無添加ベーコンのBLT』700円
※6月中旬〜11月初旬限定。値段は変動する可能性あり

お出かけのお供に、ヘルシーなBLTバーガーはいかが?
米粉のバンズには、栄養価が高いと言われる小松菜を練りこむのが店主流。隣の農家に直接足を運び、その場で採ってもらった新鮮な小松菜を使っています。パンに練り込むことで、緑の野菜が苦手な子どももおいしく食べられるのだとか。バンズはサンドする前に、断面が少しカリッとなるまで焼き上げることで、風味よく仕上がっています。
ベーコンも手作りにこだわり、添加物は一切使われていないのもうれしいポイント。ベーコンのうま味を最大限に楽しめるよう、味付けのマヨネーズとケチャップは少なめに調整されています。

「多可町には綺麗な川が流れていて、夏は川遊びが最高です。秋は美しい紅葉スポットがたくさんあり、登山も楽しめます。そんなレジャーのお供においしく食べていただければと思っています」と店主。
イチゴの時期はもちろん、一年を通して“食の楽しみ”が待っている「いちご工舎」。体思いの店主が手がけるスイーツやグルメはどれも、手作りの優しさと地域愛がつまっていて、食べればほっこりした気持ちになること間違いなしです。

■詳細情報

■DATA

いちご工舎

所在地

兵庫県多可郡多可町八千代区中野間586-1

電話番号

080-9200-6928

営業時間

10:00~16:00 ※売れ切れ次第終了

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