シティLC 防災セットを寄贈 創設20周年 蓄電池など
国際的な奉仕団体で相模原市を拠点に活動する相模原シティライオンズクラブ(LC/立澤秀光会長)が市に蓄電池や蓄電池LED照明などがセットになっている「防災タワー」2台を寄贈した。
同クラブは2005年に発足。今年は創設20周年の節目であることから「何か市に協力できることはないか」とメンバーが模索してきた。その中で、災害時の備えの1つとして電力供給ができるセットの寄贈を考えたという。
4月3日に市役所で行われた寄贈式には立澤会長をはじめ、クラブメンバーが集まった。代表してあいさつした立澤会長は「奉仕の気持ちを形として見ていただきたかった。これからも地域密着の奉仕を続けたい」と思いを伝えた。本村賢太郎市長は「安全安心な生活が一番。寄り添った支援に感謝申し上げます」と述べた。
タワーにはポータブルリチウムイオン蓄電池2台など合計6製品が収納されている。1台は相模原市役所、もう1台は緑区合同庁舎に設置され、災害が起きた際の電力確保のために活用されるという。