茅ヶ崎市 Oゲージの魅力 一緒に発信を 愛好家団体が緊急呼びかけ
鉄道模型「O(オー)ゲージ」の製作を楽しんでいる「茅ヶ崎Oゲージクラブ」(横山恭之会長)は、会員の減少に伴う存続危機を受けて新規会員を募集している。
Oゲージは、スケールが43分の1と比較的大きく、その分、細部まで作りこまれているのが特徴。同クラブは横山会長を中心に、鉄道愛好家ら10人で2018年に結成された。
これまで県立茅ケ崎里山公園での公開運転会や親子向けの工作教室などを開催して好評を博してきた。横山会長は「Oゲージの完成車輌は1輌30万ほどと高額で、初心者はなかなか手が出ない。クラブとして活動することで魅力を知ってもらいたい」と話す。
高齢化で会員減少
しかし、横山会長自身も88歳を迎えるなど、高齢化で会員は減少。現在は横山会長のほか、大学生1人と高校生1人の3人で活動しており、新たな会員を募ることが急務となっている。
「運転会は毎回100人ほどの参加者で盛り上がる。こういう機会をこれからも継続させたい。興味がある人はぜひ連絡を」と横山会長。問い合わせは【FAX】0467・85・8587へ。