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声優の安元洋貴と白石晴香がパーソナリティ！週替わりで登場するゲストとのトーク！
リスナーのみなさんからのリクエストを中心に集計したアニメ、ゲーム、声優、特撮に関するナンバーのオリジナルチャートを発表していく１時間のミュージックプログラム、
「A＆Gメディアステーション FUN MORE TUNE」！
5月17日のゲストは坂本真綾さん！
ニューシングル『Drops』について伺いました。

表題曲の『Drops』はTVアニメ『ある魔女が死ぬまで』オープニング主題歌です。「イントロから引き込まれて、最初から惚れ込んだっていう感じだったんです。切ない感じで始まるのに、どんどん力強くなって、最後にはたくましくなって終わる流れに惚れ込みました。『ある魔女が死ぬまで』の主人公が困難に立ち向かっていくエネルギーみたいなものを感じられる曲がいいっていうオーダーだったので、それをイメージしながら、第何話にでもあうように作りたいなと思っていたんです。イントロの切なさと、サビの力強さ、どんなストーリーにでもきっとフィットしていくと思いました」

歌詞はデビューの頃からお付き合いのある岩里祐穂さんが書いています。「岩里さんにも作品の脚本をじっくり読んでいただいて、そこから岩里さんがキャッチして膨らませたいと思ったことを書いてほしいと。“数えきれないほどの後悔が胸にある”っていうフレーズがあって、そこだけ聞くとなんかネガティブに感じるんだけど、後悔はあるって言い切れるって逆に強いなって。後悔を認められないっていうことがほとんどじゃないかな。でも後悔はある、それが生きてきた証だからって言えるところに力強さを感じました」

アレンジは作曲をした清田直人さんが作られたものをベースに「パーカッションをかなり重ねて、それが曲の肝になってると思うんです。前進していく駆動感みたいなものだったり。だからミュージックビデオもパーカッション、楽器隊の人たちをフィーチャーしています」

カップリングの「Twilight」は岩里祐穂さんと共作で作詞しています。「共作は滅多にやらないんですけど、私が何ヶ月も書きあげられなくて、ぴえーんってなったんですね。岩里さんに助け船を求めたぐらい息詰まってたんですよ。岩里さんは10代の時から詩の師匠として慕っている方で“いいじゃん”って言ってもらえて、このまま突き進めという助言を頂きつつ、今回は共作という形で。フレーズも一緒に書いてもらった部分もあったりして。過去に共作したことが1曲だけあるんですけど、それが私が高校生の時。45にもなって、また一緒に作品作りを共にすることが楽しいというか、凄くクリエイティブなやり取りができたのは、続けてきてよかったなって思う出来事でもありましたね」

初回限定盤は坂本真綾さんのアクリルスタンド付きです。「去年、ファンクラブのグッズで初めて作ったんです。そしたら物凄く好評で、こんなに売れるんだって。そんなにみんなが欲しいとは思わなかったけど、いろんな使い方をして楽しんで頂けることが分かったので、早々に第2弾を作ってしまいました。ありがたいです」

ただいま「MAAYA’s BEST SONG～あなたの一番好きな坂本真綾の曲を教えてください」投票受付中。坂本さんによると候補曲は300近くあるそうです。「全部網羅してる方は“本当に悩むわ～”とか言いながらその時間も楽しんで欲しいですし、“これが1番好き”という人ももちろん参加して頂きたい。そんなに気負わずに参加して欲しいです。私もついつい色々思い浮かんじゃうんですけど投票しません！」

デビュー30周年イヤーを迎えている坂本真綾さんですが、昔から変わらなかったところが長く活動を続けてこられた理由とのこと。「不器用っていうか、ひとつひとつスッと行かない、あんまり器用じゃないから、30年出来たと思っていて。上手にできてたら、こんなに長くやる必要ないじゃないですか。もっとどんどん新しいことやればいいし。だけど1個1個じっくり時間かけてクリアしてくるっていう繰り返しで30年かかったけど、それが凄く自分にとってはいい修行の時間だった。苦手なことがいっぱいあるからこそ続けられてるのかなって思います」

今回のメールテーマ”死ぬまでにやりたいこと”は「tiktokで踊る」という坂本真綾さん。ニューシングル『Drops』は坂本真綾さんにとってどんな作品になったのでしょうか？
「30周年の幕開け的な時期にリリースする作品ということで、自分自身の背中も押してくれるような勇気づけられる曲になりました。5月、みなさんちょっと疲れが溜まる季節なので、押されたい背中がある人はぜひ聞いて頂きたいと思います」