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ウィリアム皇太子、娘シャーロット王女の手作りブレスレットを着用「テイラー・スウィフト公演の記念品」と明かす

Techinsight

南アフリカ共和国を訪問し、ラグビーのセッションに参加したウィリアム皇太子。現地では右手首に手作りのブレスレットを着ける姿が目撃された(『The Prince and Princess of Wales Instagram「Joining students from Ocean View,」』より)

ウィリアム皇太子が、南アフリカ共和国を単独訪問中に“フレンドシップブレスレット”を着けている姿が連日目撃された。手作りのブレスレットには、アルファベットを刻んだビーズを繋げて「PAPA」の文字が綴られている。皇太子は現地でインタビューに応じ、このブレスレットを着けることになった経緯を語った。

【写真】南アフリカ共和国を訪問中、右手首のブレスレットに注目が集まったウィリアム皇太子

ウィリアム皇太子は、4日(以下、日付はすべて現地時間)に南アフリカ共和国の首都ケープタウンに到着し、4日間にわたる単独訪問を開始した。

今回の訪問は、6日夜に開催される「アースショット賞」授賞式への出席が主な目的だ。「アースショット」は皇太子が2020年に立ち上げた、環境問題解決を目的としたプロジェクトで、毎年恒例の授賞式では、5つの団体または個人に各100万ポンド(約1億9900万円)の賞金が授与される。

ケープタウンに到着した当日、ウィリアム皇太子は「Earthshot Prize Climate Leaders Youth Programme(アースショット賞の気候変動リーダー青少年プログラム)」に出席し、気候変動に高い意識を持って活動する120人の若手リーダーたちと会談した。

その後、「オーシャンビュー・セカンダリー・スクール」で、現地の若者たちとラグビーのコーチングセッションに参加した。

この日、ウィリアム皇太子はネイビーブルーのスーツを着ており、右手首には手作りの“フレンドシップブレスレット”を着けていた。ブレスレットはブルーのビーズを繋げたもので、中央にはアルファベットを刻んだビーズで「PAPA(パパ)」の文字が綴られている。

翌5日の早朝には、「アースショット賞」のグローバルアンバサダーを務めるロバート・アーウィン氏と共に、テーブルマウンテン周辺を散策した。その後、南アフリカのシリル・ラマポーザ大統領と対面し、「アースショット賞」関連のイベントに出席した。この日も皇太子は、同じブレスレットを着けていた。

6日には授賞式のリハーサルに参加した際、記者からブレスレットのことを質問された。皇太子は娘シャーロット王女(9)の手作りだと明かし、ブレスレットを着用した理由を説明した。

「これはテイラー・スウィフトのコンサートの記念品のようなもの。娘がブレスレットを作りたいと言い、僕が旅立つ際に手渡してくれました。僕は旅行中にずっと身に着けて、失くさないようにすると約束したのです。」

ウィリアム皇太子は、42歳の誕生日を迎えた6月21日、息子ジョージ王子(11)と娘シャーロット王女を連れて、英ロンドンのウェンブリースタジアムで開催されたテイラーのコンサートを訪れていた。

皇太子と子どもたちはショーをとても楽しんだようで、バックステージでは親子3人がテイラーと恋人でNFL選手のトラヴィス・ケルシーと写真撮影を行う様子も見られた。

テイラーのコンサート会場では、ファンが友情の絆を象徴するフレンドシップブレスレットを交換することで知られている。

ジョージ王子は、7月に公開された11歳の誕生日ポートレートで、左手首に編み込みのブレスレットを着けていた。

また同月、チャールズ国王が英ウェールズ地方やチャンネル諸島への公式訪問、そして国会開会式に馬車で向かった際に編み込みのブレスレットを着けている姿が確認された。

ウィリアム皇太子は今回、単独で南アフリカ共和国を訪問したが、9月にがんの化学療法を終えたキャサリン皇太子妃は、3人の子どもたちと共に英ウィンザーの自宅に留まった。

ウィリアム皇太子は「アースショット賞」授賞式のリハーサルで妻の様子を尋ねられると、「『ありがとう。今夜、彼女が見守ってくれていることを願っています」と答え、こう続けた。

「彼女はこの一年間、ずっと頑張ってきました。だから、今夜の授賞式の成功を楽しみにしているはずです。」

画像は『The Prince and Princess of Wales Instagram「Joining students from Ocean View,」「At Earthshot+ we’re spotlighting African climate innovation.」「Table Mountain National Park」「What happens over the next five years,」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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