第100回「高田城址公園観桜会」明日3月28日開幕!
明日からの観桜会を前に3000個が並ぶ
大正14年(1925年)に始まった高田城址公園・観桜会は今年で100回目を数える。その第100回観桜会が明日3月28日開幕し、4月13日まで開催される。『日本三大夜桜』に数えられる高田城址公園の桜だが、既に3000個のぼんぼりも取り付けられており、物産展や露店などの準備も整っている。3月27日には公園内の一部の桜も咲き始めたが、正式な開花宣言はソメイヨシノ100年樹の調査木の開花をもって行われる。
今冬は比較的雪が多く、寒い冬ともなった。3月に入ってからも寒暖差が続いているが、3月27日も最高気温が上がり、桜の開花宣言も現時点では4月2日と予想されている。初日3の3月28日の観桜会開幕に合わせ、記念植樹セレモニーが15時30分から同公園ひょうたん池周辺で行われるほか、記念パネル展も最終日の4月13日まで高田城址公園オーレンプラザで開催される。
高田城址公園内の五分咲きのウスカンザクラ
期間中、夜にはライトアップも点灯される。同公園内に設けられた「さくらステージ」では、土日を中心に吹奏楽演奏や越後上越おもてなし武将隊の演舞、マジック、ギターの弾き語り、カラオケ発表会、民謡、ダンス、日本舞踊、演奏、ダンス、よさこい、太極拳、ウクレレ演奏、チャイナドレスショー、バンド演奏など様々な盛りだくさんのイベントが実施されることになっている。
ところで遡れば、明治42年(1909年)に旧陸軍第十三師団の入城を記念して桜が植樹されたのが始まりで、現在はソメイヨシノを中心に4000本の桜が咲き競うまでに。なお、桜が咲き誇る高田城址公園は、慶長19年(1614年)徳川家康の六男松平忠輝が築城した高田城の跡地で、全体面積は50㌶を越え、そのうち堀(内堀・外堀合わせて)は24㌶にも及ぶ。
同公園の桜は日本三大夜桜の一つ(他は上野恩賜公園と弘前城公園)にも数えられ、また全国の桜100選にも選ばれている。また公園も日本の歴史公園100選にも選定されている。同公園内のビューポイントとしては、高田城三重櫓付近や満開になると桜のトンネルとなる「さくらロード」、西堀橋付近、上越市立歴史博物館の展望デッキ、南堀からの景色などが挙げられる。その他、高田市街地に近い青田川や儀明川、旧師団長官舎などでも桜を楽しめる。
The post第100回「高田城址公園観桜会」明日3月28日開幕!first appeared on新潟県内のニュース|にいがた経済新聞.