【広島・西区】旭山神社の夏越祭(なごしさい) 太田川の打ち上げ花火は今年で最後
JR西広島駅の北口からすぐ近くの場所にある旭山神社(広島市西区己斐西町12−10)で、2025年7月15日(火)に夏の恒例行事「夏越祭(なごしさい)」が開催されます。
【写真】夏越祭の打ち上げ花火(出典:旭山神社Facebook)
夏を元気に乗り切るためのお祭り
旭山神社の夏越祭は、1年の折り返しにあたるこの時期に、半年間でついた不浄不潔(神道では罪気枯れ)を祓い清めて、猛暑の夏を健やかに乗り越えることを祈願する夏祭りです。
境内には、病気除けとして知られる「茅の輪(ちのわ)」が設置され、参拝者はこれをくぐって無病息災を願います。
また、当日は「御湯立神事(みゆだてしんじ)」も行われ、神聖な湯を沸かす大釜が境内に据えられます。参拝者は、やかんや水筒などを持参すれば、この湯を分けてもらうことができます。
奉納花火大会は今年で見納め
夏越祭ではコロナ禍以降、太田川放水路から花火を打ち上げていましたが、5年が経ち一区切りしたこともあり、花火の打ち上げは今年が最後になるようです。
広島市内中心部からも近く、多くの市民が花火の見学に訪れるようになっていただけに寂しくに思う方も多いのではないでしょうか。
花火の打ち上げは20時10分からで、例年より多くの打ち上け数で最後を締めくくる予定のようです。夏越祭のフィナーレを彩るその美しい光景を、しっかりと目に焼き付けてみてはいかがでしょうか。