岡崎朋美「やっと来てくれた!」 スピードスケートに導いてくれた運命の転校生
個性豊かな様々なゲストをお迎えして、幼少期のターニングポイントや、やる気スイッチの入った瞬間を深掘りしていきます。
メインパーソナリティの佐藤隆太さんと佐々木舞音アナウンサーの2人でお送りします。
10月28日(月)放送のゲストには、スピードスケート元日本代表の岡崎朋美さんが登場。
スピードスケートとの出会いや、オリンピック初出場時のお話についてお伺いしました。
佐々木:レジェンドの登場ですよ。
佐藤:本当に光栄です!オリンピック5大会出場って…もうすごいですよね!
佐々木:4年に一度ですからね。それを5回…。
岡崎:もう、ずっとやってましたね~。
北海道ではスケートは必須科目!男子と競争していた小学生時代の、運命の出会いとは
佐藤:スピードスケートとの出会いってどういった時だったんですか?
岡崎:北海道の出身で、雪深い国出身なので、冬の時期に体育の授業でスケートの授業があったんです。
佐々木:体育の授業で会ったんですか!すごい!
岡崎:今はもう温暖化でそういうことは無いんですけど、校庭にPTAの方たちが夜な夜なみんなでリンクを作ってたんですよ。
佐藤:すごい環境ですね!じゃあもう、全校生徒がスケート靴を履く経験をするんですね。
岡崎:でもやっぱり「寒いし、足痛いし」って、苦手な子たちもいましたね。別の時期では野球とかもやりますしね。
佐々木:岡崎さんは、それで楽しかったから続けたんですか?
岡崎:楽しいというか、小学校が規模の小さい学校で、基本競り合う女子がいなくて、いつも男子と競争してたんですよ。
佐藤:もともと運動神経よかったんですね。
岡崎:基本走り回ってましたね。それである日、運動神経の良い女の子の転校生が来て、「やっときた!」みたいな。(笑)それでその子が、冬になるとスケート教室に入ってたので、それで私も「行く行く!」って。
佐々木:運命の出会いですね!
佐藤:そこからずっと続けてるんですか?
岡崎:そうですね。
佐藤:その子との出会いが無かったら、もう別のことやってたんですもんね。
佐々木:漫画の世界みたいですね!
佐藤:他の習い事もやってたんですか?
岡崎:他の部活に友達もいたので、その子についていくように混じってました。なんでも興味がある子だったんですよ。でも顧問に「岡崎、帰れ!早く自分のところ(部活)に戻れ!」って言われて。(笑)
佐藤:「また来たのか!」って!(笑)しかもある程度こなせちゃうんですもんね。
岡崎:「試合も出るか?」とかも言われたりして。
佐藤:すごいじゃないですか!!
オリンピック本選より選考会のほうが緊張する!?当時を振り返って「ほんとにイヤで…」
佐藤:オリンピック初めて出場した時って、緊張されましたか?
岡崎:そうですね~、でも、選考会が緊張するんですよ。そこで行けなかったらもう行けないので。選ばれた後はもう「よし!こっちのもの」って感じです。(笑)
佐々木:やるしかない!って感じですか。(笑)
岡崎:わたしはあまり期待されてなくて、「私のレベルってどんな感じなんだろう?」っていう気持ちだけでやってましたね。他にいっぱいスター選手いましたから。
佐藤:でもご本人的にはちゃんと目標を立ててやってたわけですよね?
岡崎:そうですね。
佐藤:でも選考会が一番緊張するわけですもんね。
岡崎:そうですね!それがほんとに嫌で嫌で…。
佐々木:特別な緊張感ですよね。
(TBSラジオ『やる気スイッチラヂオ アストルム』より抜粋)