【負債総額は約5,000万円】酒類販売などの有限会社高橋節雄商店(新潟県柏崎市)が破産申請へ
東京商工リサーチ新潟支店によると、酒類販売などの有限会社高橋節雄商店(新潟県柏崎市、設立1956年9月29日、資本金300万円、丸田倉三社長、従業員3名)は、2月28日に事業を停止し、事後処理を弁護士に一任し、破産申請の準備に入った。負債総額は約5,000万円が見込まれる。
高橋節雄商店は、1956年9月に設立された事業体で、酒類販売を主体に一部食料品の販売も手掛け、柏崎市内の飲食店などを中心に販売ルートを構築していた。
しかし、酒類ディスカウントストア、コンビニエンスストア、スーパー、ドラッグストア、ホームセンターなどとの競争により、売上減少を強いられてきた。
また、2020年に日本国内でも飲食店などの時短営業や営業自粛が求められ、同社の販売先である柏崎市内の飲食店の稼働率が低迷し、同社も業績低迷を余儀なくされ、ついに資金繰りも限界となり、今回の事態となった。
新潟県内における新型コロナウイルス関連破たんは185件目となる。