知っておきたい名古屋の人気和菓子8選!お土産にもおすすめ
1. 名古屋を代表する老舗和菓子店「両口屋是清 東山店」(東山公園)
「両口屋是清 東山店」は、1634年にした名古屋を代表する老舗の和菓子店。昭和天皇・皇后両陛下に献上する銘菓「旅まくら」や名古屋のおやつの代表格ともなっているどらやき「千なり」など、有名な和菓子が数多く展開されています。
天白区に直営店があるほか、建築家の隈研吾氏が手掛けたスタイリッシュでおしゃれな東山店には喫茶店も併設。おしゃれな空間で自慢の和菓子をいただけますよ。
わらび餅
2階併設のカフェ「喜蝸庵(きっかあん)」でいただけるのは、きなこがたっぷりかかったわらび餅。上品な甘さの和三盆糖蜜が用意されており、ぷるぷる食感が楽しめますよ。
イートインはもちろん、両口屋是清の各店舗ではテイクアウトやギフト用の用意もあるので、手土産にもぴったり。落ち着いたおしゃれな雰囲気のカフェで、名古屋を代表する和菓子を味わってみてくださいね。
おすすめポイント
1634年に創業した名古屋で有名な老舗和菓子店
和三盆糖蜜をかけて味わうぷるんとした食感のわらび餅が人気
店舗情報
2. 昭和3年から続く老舗和菓子店「筒井 松月」(車道)
「筒井 松月」は、1928年創業の名古屋市東区にある老舗和菓子店。商店街の一角に位置しており、どこか懐かしい雰囲気がただようお店です。
昔ながらの厳選した素材が使われた和菓子は、職人さんによって手作りされたもの。名物の「あやめ団子」はぜひとも食べたい自慢の和菓子です。
あやめ団子(白・抹茶)
「筒井 松月」の名物は、たっぷりのあんがのった、あやめ団子。甘すぎないこしあんがたっぷりと団子の両面にぬられ、コシのある団子と相性抜群です。
防腐剤が使用されていないので、素材そのものの味わいを楽しめるとしても人気。昭和のあたたかさが残る商店街の和菓子店で、おやつがてら買ってみるのもいいですね。
おすすめポイント
名古屋市東区で1928年に創業した地元で人気の和菓子店
お店の名物「あやめ団子」がおすすめ
店舗情報
3. 行列のできる鬼まんじゅう「梅花堂」(覚王山)
「梅花堂」は、名古屋市千種区、覚王山駅からすぐの場所にある和菓子店。名古屋の隠れた郷土菓子である鬼まんじゅうが有名なことで人気のお店です。
店内はこぢんまりとしていながら、鬼まんじゅうを目当てに早くから行列ができることも。確実に手に入れたいのであれば、予約をして来店することをおすすめします。
鬼まんじゅう
看板商品の鬼まんじゅうは、大きな芋がゴロゴロと入っており食べ応え抜群!材料はさつま芋と小麦粉と砂糖がメインで、素材本来の味わいを楽しめます。芋の香ばしさや甘さを存分に味わえますよ。
人気商品の鬼まんじゅうのほかにも、もちもちの皮が魅力の「大福餅」や、質感のいいあんこを使った「おはぎ」、よもぎのほのかな甘さを楽しめる「羽二重餅」などの和菓子がずらりと並びます。日ごろのおやつとしてはもちろん、手土産として用意しても喜んでもらえそうですね。
おすすめポイント
名古屋の郷土菓子が味わえる和菓子店
看板商品「鬼まんじゅう」は予約がおすすめ
店舗情報
4. 和菓子のアフタヌーンティーも「菓匠 花桔梗 本店」(桜山)
「菓匠 花桔梗 本店」は、名古屋市瑞穂区、桜山駅より徒歩10分ほどの場所にある老舗和菓子店。約400年前の尾張徳川家の御用菓子司「桔梗屋」をルーツとする名古屋の和菓子店で、歴史あるたたずまいが魅力です。
瑞穂区に本店を構えていますが、高島屋や名古屋三越にも出店しており、手土産に人気。よもぎ餅や煉り葛餅などはもちろん、水羊羹やもも餅など、季節によって多彩な和菓子を楽しめますよ。
和フタヌーンティー
「菓匠 花桔梗 本店」に併設されたカフェでは、季節ごとにさまざまな和菓子が並ぶ「和フタヌーンティー」を楽しめますよ!職人が手作りした10種類ほどの生菓子が食べられるなんとも贅沢なひと品。
和栗のモンブランや季節の上生菓子 ねりきり、バターどらやきなど、季節によって種類が変わるので、いつ来ても楽しめますね。「和フタヌーンティー」のセットでのテイクアウトもおこなわれているため、おうち時間にもぴったりです。
おすすめポイント
尾張徳川家の御用菓子司「桔梗屋」をルーツとする和菓子店
季節の上生菓子などが入った本店限定の「和フタヌーンティー」が好評
店舗情報
5. 東海地方を代表する和菓子店「美濃忠本店」(丸の内)
「美濃忠本店」は、1854年に名古屋市中区で創業した名古屋を代表する老舗和菓子店。こだわりの厳選小豆を使用した「大棹羊羹」や、創業時より代々伝わる伝統銘菓の「上り羊羹」など、古くから伝わる和菓子が人気です。
お店は、屋敷のような重厚感のあるたたずまい。老舗の和菓子店らしい外観で、全国にファンをもつお店です。贈答品として購入するのもおすすめ。
ごっさま
羊羹が名物の「美濃忠」でひそかな人気を集めているのが、焼印入りの「ごっさま」。もちもちの生地の焼き皮と上品なこしあんの相性が抜群で、絶妙な甘さを引き出しています。
ごっさまとは、尾張徳川家の藩祖、徳川義直公の夫人、春姫のこと。ごっさまの焼き模様がついていて、かわいらしく名古屋お土産としても人気を博していますよ。
おすすめポイント
1854年に創業した名古屋を代表する和菓子店
焼き印が入った見た目も可愛らしい「ごっさま」はお土産にも最適
店舗情報
6. おはぎや団子などが人気!「山田餅 本店」(桜山)
「山田餅 本店」は、名古屋市瑞穂区に本店を構える1927年創業の和菓子店。本店は「名古屋市博物館前」に位置しています。
手土産やおやつとしてはもちろん、お正月のお鏡餅、ひなまつりの菱餅、端午の節句のちまきと柏餅、開業開店のお祝い、新築のお祝いの紅白餅など、さまざまなシーンでお餅を提供している地域密着型の和菓子店です。
草もち
江戸時代から続くロングセラー「大福餅」や新ヨモギを使った香り高い「草もち」、「おはぎ」、「鬼まんじゅう」など、店内にはずらりと和菓子が並びます。
毎朝、つきたてのお餅を使っているので、ねばりのあるコシの強い食感が魅力。食べ応えのあるひと品です。おもちと厳選されたあんこの相性も抜群。どこか懐かしい素朴な味わいを楽しんでみてくださいね。
おすすめポイント
1927年に創業した餅菓子をメインとした和菓子を味わえるお店
つきたてのお餅で作られた「草もち」がおすすめ
店舗情報
7. 最中の老舗名店「不朽園」(尾頭橋)
「不朽園」は、1927年創業の中川区尾頭橋にお店を構える老舗の和菓子店。おはぎや大福、生菓子などが並ぶなかで名物は美しい形をした最中です。
お値打ちでゲットできるので、手土産としてはもちろん、地元の人にも長年愛されています。詰め合わせのセットも種類豊富にあるため、贈答用にもおすすめですよ。
不朽最中
※不朽最中小10個入り
1927年の創業以来愛されている名物の「不朽最中」は、見た目も美しいひと品です。パリパリの皮に甘さ控えめのつぶあんがたっぷりと入り、和菓子ならではの上品な味わいが楽しめます。
北海道産小豆を使用したこしあんの最中「この月」や、夏限定の瑞々しさが魅力の「水羊かん最中」などさまざま。好みに合わせて選んでみるのもおすすめです。
おすすめポイント
おはぎや大福など数多くの和菓子が味わえる人気店
お店の名物「不朽最中」は創業以来愛され続けている逸品
店舗情報
8. 著名人にも愛されるわらび餅「芳光」(森下)
「芳光」は、名古屋市東区、森下駅近くにある和菓子店。わらび餅は、メディアでも取り上げられることが多く、著名人にもファンがいるため、名古屋のみならず全国的に知られているほどの名物です。
創業者は、京都の老舗和菓子店で修業を積んだのち、1964年に「芳光」を開店したのだそう。和の雰囲気がただよう重厚感のある外観がひときわ目を引きます。
わらび餅
名物わらび餅は、午前中に売り切れてしまう日もあるほどの人気なので、確実に手に入れたい方は事前に予約をしておくのがおすすめです。わらび餅といえば夏のイメージですが、品質を保つためにも販売は例年10月から6月までになっています。
北海道産の小豆を使用したこしあんが入る餅は、切るのが難しいほどのぷるぷる食感!きなこや小豆、ぷるぷる食感の餅が口の中で溶け合う絶品をいただけます。自分で食べるのはもちろん、手土産として渡すのも喜ばれることでしょう。
おすすめポイント
森下駅から徒歩約15分にある有名な和菓子店
名物「わらび餅」は予約がおすすめ
店舗情報
名古屋で絶品の和菓子を満喫しよう
老舗の和菓子店の伝統を受け継ぐ和菓子から、メディアで人気の名物和菓子まで幅広くピックアップ。自分用にも手土産にもぴったりなので、お気に入りの和菓子を見つけてくださいね。
※記事の内容は、公開時点の情報です。記事公開後、メニュー内容や価格、店舗情報に変更がある場合があります。来店の際は、事前に店舗にご確認いただくようお願いします。
ライター:髙橋美咲(ライター|旅と暮らしとグルメ。)