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「暴君のシェフ」が4週連続1位獲得!9月第2週 TV-OTT話題性ランキング トップ5

Danmee

©Danmee

9月16日に『9月第2週 TV-OTT韓国ドラマ話題性ランキング』が公開され、今週も韓国ドラマ界の最新トレンドが明らかになった。

このランキングは、K-コンテンツ競争力分析機関「グッドデータコーポレーション」が、ニュース記事、ブログやコミュニティ、動画、SNSなどから収集した関連データをもとに、作品や出演者の話題性を総合的に分析して算出している。

注目すべきは、tvNで放送中の『暴君のシェフ』が4週連続で1位を獲得した点であり、前週から話題性占有率はやや下がったものの、依然として圧倒的な関心を集め続けていることが分かる。

さらに今回のトップ10には、すべての作品が日本でも視聴可能なラインナップが揃い、韓国の最新ドラマをリアルタイムで楽しめるチャンスとなっている。

そこで本記事では、『9月第2週 TV-OTT韓国ドラマ話題性ランキング』のトップ5をご紹介する。

(図)Danmee 配信直後から話題沸騰!「パイン ならず者たち」日本のファンが選ぶ、Disney+人気No.1韓ドラに選定

第5位『マイ・ユース (My Youth)』(JTBC/2025/全12話)

第5位は、話題性占有率6.11%を記録した『マイ・ユース (My Youth)』。

本作は9月5日より韓国JTBCで放送がスタートし、ソン・ジュンギとチョン・ウヒが主演を務める注目のロマンスドラマ。

物語は、他人よりも遅れて普通の人生を歩み始めたソンウ・ヘと、自らの成功のために初恋の静かな日常を壊さざるを得ないソン・ジェヨンの姿を描く感性豊かなラブストーリー。過去と現在が交錯する2人の選択と葛藤が、切なくも現実的に紡がれていく。

ソン・ジュンギにとっては、2022年放送の大ヒット作『財閥家の末息子~Reborn Rich~』以来、実に約3年ぶりとなる主演作として大きな注目を集めていた。

日本でも放送開始前から積極的にプロモーションが行われていたが、本国での視聴率は2%台にとどまり、期待に比べやや苦戦を強いられているようだ。

●キャスト:ソン・ジュンギ、チョン・ウヒ、イ・ジュミョン、ソ・ジフン 他
●日本配信情報:FOD (2025年9月17日現在)

第4位『カマキリ』(SBS/2025/全8話)

第4位にランクインしたのは、話題性占有率10.25%を記録したSBSドラマ『カマキリ』。

9月5日より放送がスタートし、主演を務めるのはコ・ヒョンジョンとチャン・ドンユンという実力派俳優陣だ。

本作は、「カマキリ」と呼ばれる女性連続殺人犯と、彼女の犯罪を模倣した事件を追う刑事の息子が繰り広げる物語を描いた犯罪スリラー。冷徹かつ張り詰めた空気感の中で、人間の闇と親子の因縁が交錯する緊張感あふれる展開が魅力だ。

フランスの人気ドラマ『La Mante』をリメイクした作品でありながら、韓国的な要素も巧みに盛り込み、独自のスリルとドラマ性を打ち出している。初回放送は7.1%と好発進を遂げ、その後も7%台を維持し安定した視聴率を記録している点も注目だ。

さらに日本では、U-NEXTでの独占配信が決定。韓国放送とほぼ同時期に視聴できる貴重な機会として、日本の韓ドラファンからも大きな関心が寄せられている。

●キャスト:コ・ヒョンジョン、チャン・ドンユン、チョ・ソンハ、イ・エル、キム・ボラ 他
●日本配信情報:U-NEXT (2025年9月17日現在)

第3位『北極星』(STAR/2025/全9話)

第3位は、前週比+4.91となる話題性占有率12.40%を獲得したDisney+オリジナル韓国ドラマ『北極星』がランクイン。

9月10日に配信がスタートしたばかりの新作であり、公開直後から高い注目を集めている。

主演を務めるのは、韓国を代表するトップ女優チョン・ジヒョンと、21年ぶりにドラマ復帰を果たしたカン・ドンウォン。特にカン・ドンウォンにとっては、2004年放送のSBS『マジック』以来となる待望の出演作であり、その圧倒的な存在感が韓ドラファンの期待を大きく膨らませている。

物語は、射殺された夫の遺志を継いで大統領候補となるムンジュと、秘密を抱えた脱北者サンホが織りなす許されぬ愛を描く。さらに、南北朝鮮に迫る脅威と運命の渦が絡み合い、スリルとロマンスを兼ね備えたスペクタクルな展開が視聴者を引き込む。

緊迫感あふれる政治劇と壮大な愛の物語が交錯する本作は、韓国国内のみならずグローバルファンからも大きな注目を集めており、配信開始直後から話題性を急上昇させている。

●キャスト:カン・ドンウォン、チョン・ジヒョン、オ・ジョンセ、イ・サンヒ、イ・ミスク 他
●日本配信情報:Disney+ (2025年9月17日現在)

第2位『ウンジュンとサンヨン』(Netflix/2025/全15話)

第2位に入ったのは、9月12日より配信スタートしたNetflixオリジナルドラマ『ウンジュンとサンヨン』。今回、話題性占有率13.28%を記録し、初登場2位にランクインした。

主演はキム・ゴウンとパク・ジヒョン。確かな演技力で知られる二人が、複雑に絡み合う友情と人生の葛藤を繊細な感情表現で描き出し、視聴者の心を揺さぶっている。

物語は10代からともに過ごしたウンジュンとサンヨンの関係を軸に展開する。羨望と嫉妬、愛憎が20代・30代の時間を埋め尽くし、やがて二人は取り返しのつかないほど離れてしまう。だが43歳になった今、サンヨンはウンジュンに「最後の旅に同行してほしい」と頼む。

過去の輝きと傷、そして現在の選択が交錯する本作は、人生の残酷さと優しさを同時に映し出すヒューマンドラマとして高く評価されている。

心の奥深くに残る友情の記憶を呼び覚ますストーリーは、多くの視聴者に共感と余韻を与えている。

●キャスト:キム・ゴウン、パク・ジヒョン、キム・ゴヌ 他
●日本配信情報:Netflix (2025年9月17日現在)

第1位『暴君のシェフ』(tvN/2025/全12話)

第1位を獲得したのは、話題性占有率25.13%のtvNドラマ『暴君のシェフ』。

前週比では-5.16%とやや下がったものの、依然として圧倒的な支持を受けており、放送開始から約1カ月が経つ今も高い人気と注目度を維持している。

主演は少女時代のユナと俳優イ・チェミン。ユナが演じるのは、パリの三つ星レストランで腕を磨いた天才シェフ、ヨン・ジヨン。一方イ・チェミンは、最悪の暴君でありながら絶対的な味覚を誇る王イ・ホン役を熱演し、二人の鮮烈な共演が大きな話題を呼んでいる。

物語は、現代の料理人が過去へとタイムスリップし、暴君の王と出会うことで繰り広げられるサバイバル・ファンタジー・ラブコメディ。タイムスリップ、料理バトル、ロマンスという3つの王道要素を巧みに組み合わせた爽快エンターテインメントが視聴者を惹きつけている。

特に料理シーンは映像美と臨場感に溢れ、グルメドラマとしても楽しめる仕上がり。料理の彩りや香りが画面越しに伝わってくるような演出は、グルメ好きにもおすすめできる魅力の一つだ。

放送から4週目に突入した今も、国内外の視聴者の熱い支持を集める『暴君のシェフ』。果たしてこの勢いがどこまで続くのか、今後の展開に大きな期待が寄せられている。

●キャスト:ユナ、イ・チェミン、カン・ハンナ、チェ・グィファ 他
●日本配信情報:Netflix (2025年9月17日現在)

(ライター/ダンミ ニュース部)

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