心身ともにリフレッシュ!『赤穂城南緑地公園』で楽しむ早朝ウォーキングのススメ 赤穂市
秋も深まり冬が近づく季節。今回は筆者が「朝活」と称して勤しんでいる“ウォーキング”でよく利用しているコースを紹介します。
『赤穂城南緑地公園』(赤穂市)は広大な都市公園で、スポーツ施設と自然が融合した憩いの場として市民に親しまれています。
今回は公園の駐車場方面、『赤穂トラストホープ球場』前からウォーキングをスタート。
公園の外周部に整備された舗装路を歩いていきます。
ウォーキングはお天気の良い日が最高ですね。今の時期は木々の紅葉や芝生に落ちている葉の様子に深秋を感じます。
舗装路を少し外れて木々の中に作られた細道を歩くのも、マイナスイオンがたっぷり感じられて気持ちがいいです。
園内には紅葉スポットもちらほら。今の時期のお楽しみです。
そのまま外周に沿って歩き続けます。
右手には陸上競技場、左手には道路を挟んで工業地帯が広がり、朝の時間帯は登校中の高校生たちの話し声や、工場で流れるラジオ体操の音が聞こえてきて、牧歌的な雰囲気の中ウォーキングが楽しめます。
先へ進むと右手には遊具のある小さな公園が。天気が良い日の日中には、小さな子ども連れの親子で賑わいます。
木々に囲まれた細道はその先で終わり…かと思いきや、左手道路を挟んでまだまだ続きます。それが、住宅地と臨海工業地帯の間に設けられた約4kmにわたる緑地帯「グリーンベルト」です。
今回は公園内を歩いていくので右へ曲がります。
相撲場や遊具公園をぐるりとまわって元の道へ。左の修景場でグランドゴルフを楽しんでいるシニア世代の方々を横目に左へ曲がります。
テニスコートを抜けると、右手に同園自慢の「バラ園」が見えてきました。約700本のバラが植えられており、見ごろの5月頃には色とりどりに咲きそろったバラの様子を見ることができます。
そのまま先へ進むと、左手に『花見公園』へと続く橋が見えてきます。池には白鳥が暮らしていて、運が良いと近くに寄ってきてくれますよ。
橋を渡って『桜広場』へ。まずはまっすぐ進んでみましょう。
春にはソメイヨシノや河津桜が咲き誇る絶景スポットとして親しまれています。今の季節は、春のうららかなピンク色から紅色に様変わりしている桜の木を見ながら広場を一周するのがオススメ。
途中には、池泉回遊式の大名庭園で国指定名勝に登録されている赤穂城『二之丸庭園』へと続く門もあります。
散歩ロードには要所要所に休憩スポットが設けられているので、疲れたら一休みすることも。
桜広場をぐるりと一周した後、赤穂城『本丸跡』近くまで足を延ばしてみるのも◎。
歩きやすく、木々に囲まれた散歩ロードは本当に気持ちよく、時折背伸びをしながらきれいな空気を思い切り吸い込んで歩を進めますよ。
一通り散策を楽しんだら、『本丸広場』前をUターンして再び『桜広場』へ戻ります。
自然に囲まれた公園を歩いていると嫌なことが忘れられて、頭の中も整理されて気持ちにゆとりが出てくる気がします。
再び橋を通って体育館の方に戻ってきました。駐車場へ戻る大きな桜の木の下のベンチに座ってひと息。ここでウォーキングは終了です。
筆者は早朝の仕事前に歩きますが、時間やコースを変えても気持ちよく、心身共に整うおすすめのウォーキングコースです。
場所
赤穂城南緑地公園
(赤穂市加里屋1278)