『ザ・バットマン』スピンオフ「ザ・ペンギン」新映像でゴッサムの抗争が激化 ─ 「嵐が来る、新しい帝国だ」
DC映画『THE BATMAN―ザ・バットマン―』(2022)のスピンオフドラマ「THE PENGUIN-ザ・ペンギン-」より、新たなティザー映像が公開された。
本作はコリン・ファレル演じるペンギン/オズワルド・コブルポットを主人公とした、『ザ・バットマン』の約1週間後から始まる物語。今回の映像では、カーマイン・ファルコーネの死による権力の空白を背景に、ペンギンが新たに実権を握ろうと動き出す様が描かれている。
映像の冒頭では、カーマインの息子・アルバートがペンギンに「お前はお前のまま。変えようとしても変えられない」と告げている。しかしペンギンは「俺は時間を経て理解されるタイプなんだ」といい、カーマイン亡き後のゴッサムで「ガムシャラにやる。必要なことは何だってやる」と宣言。犯罪社会の頂点に登りつめようとするペンギンに、母のフランシスが「望んだもの全てを手に入れるまであと少しね」と鼓舞する場面も。
一方で、カーマインの娘・ソフィアは、「私は多くのものを奪われた。だから今度は私が奪う番」と主張。無表情で淡々と語る姿には、どこか凄みがにじむ。どうやら彼女は、同じく野望を抱くペンギンと手を組むことになりそうだ。
映像の後半では、ペンギンが「嵐が来るぞ。まったく新しい帝国の始まりだ」とこれから巻き起こる波乱を予告。最後は「俺がゴッサムの新たな支配者となる」というセリフとともに、ペンギンが邪悪に微笑む姿で幕を閉じる。
出演者はコリン・ファレルのほか、ソフィア・ファルコーネ役に『パーム・スプリングス』(2020)クリスティン・ミリオティ、犯罪王サルバトーレ・マローニ役で『プロミシング・ヤング・ウーマン』(2020)や「デクスター:ニュー・ブラッド」(2021-)のクランシー・ブラウン、アルバート・ファルコーネ役に「マーベラス・ミセス・メイゼル」(2017-2023)のマイケル・ゼゲン、フランシス・コブ役にトニー賞受賞の名優ディードル・オコンネルほか。
脚本・ショーランナーは「エージェント・オブ・シールド」などのローレン・ルフラン。第1話~第3話の監督を『ザ・ハント』(2020)のクレイグ・ゾベルが務める。製作総指揮にはルフラン&ゾベル&ファレルのほか、『ザ・バットマン』のマット・リーヴス監督とプロデューサーのディラン・クラークらが名を連ねた。
「THE PENGUINーザ・ペンギンー」 は2024年9月20日(金)AM10時よりU-NEXTにて毎週1話ずつ配信。全8話。