【呪術廻戦】禪院真希は死亡したのか?覚醒ややけどなど徹底解説【ネタバレ注意】
この記事では、『呪術廻戦』の禪院真希についてネタバレ解説・考察しています。作品内の伏線やキャラクターのモチーフや含まれているとされる要素などについてもまとめています。
この記事は最終巻までのネタバレを含みますのでご注意ください。
やけどの原因
やけどの原因について解説します。
渋谷事変
渋谷事変では、七海、真希、直毘人と行動していました。22時の井の頭線渋谷駅アベニューロにて陀艮(だごん)と遭遇し、交戦に発展します。真希は陀艮に『一番弱い』と言われます。伏黒恵が合流し、特級呪具「游雲(ゆううん)」を使い、反撃します。そこに伏黒甚爾(とうじ)が現れ、陀艮を倒します。しかし、新たに漏斗(じょうご)が現れ、七海、真希、直毘人は漏斗に敗北ます。
漏斗との交戦後
七海はやけどを負ってもなお、呪霊を祓い続けますが、真人に倒され、死亡します。直毘人は漏斗の行動で死亡します。
真希は漏斗の攻撃で一時瀕死の状態でした。天与呪縛「フィジカルギフテッド」のおかげで呪いの耐性ではなく、生来の肉体の強度で生き残り、死滅回遊に参戦します。
やけどについて
漏斗との戦いで重傷を受けた真希を治療したのは家入硝子です。硝子の説明では、反転術式でやけどは治せたが、漏斗の攻撃で受けたやけどの跡は反転術式で治すことができず、跡が残ってしまいました。
1回目の覚醒
禪院真希が覚醒した経緯について解説します。
禪院家の忌庫
死滅回遊の参加前、禪院家の当主が伏黒恵に代わったため、呪具の所有権が恵に移りました。真希は、呪具の回収するために禪院家を訪れます。
伏黒の許可を受けた真希は呪具の忌庫へ向かいます。しかし、忌庫には呪具はなく、その代わりに禪院扇(真希と真衣の父)と真衣がいました。真衣は血を流しながら倒れていました。
禪院扇との交戦
禪院扇の案により、総監部の信頼を強固するために禪院家では五条悟解放を企てた謀反者として、伏黒恵、真希、真衣を誅殺することに決まりました。
真希は、組屋輮造の傑作である呪具「竜骨」で禪院扇と交戦します。禪院扇の刀を折り、勝てると思われましたが、折れたはずの刀身が元に戻っており、真希は敗北しました。
禪院扇は、真希と真衣を呪霊が無数にいる訓練と懲罰に使われる部屋に連れていきます。
禪院麻衣の死
真衣は、真希が心臓の音を聞き、生きていることを確認して口付けしました。真衣は最後、海辺で真希と話します。
真衣は、自身の構築術式では大きな物や複雑な物は作れず、禪院扇に受けた傷もあり、これを作ると真衣は死ぬと伝え、海に向かい歩き出します。
双子の呪術師
呪術師にとって、双子は凶兆です。一卵性双生児は呪術では同一人物としてみなされます。そのため、真衣は
『アンタは私で、私はアンタなの』
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と真希にいいます。真衣がいる限り、真希は一生半端者であるため、真衣は呪力もなにもかも持っていく代わりに葦を渡し、
『全部壊して 全部だからね お姉ちゃん』
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と真希に伝えます。真希が目覚めると真衣は真希を抱えるようにし、亡くなっており、手元には真衣が作った刀がありました。
禪院真希の覚醒
禪院真希は真衣が亡くなったことで覚醒し、完全無敵になりました。伏黒甚爾は天与呪縛「フィジカルギフテッド」によって、完全に呪力を持たない、呪力から脱却した存在でした。
真衣が呪力を持っていたため、真希の天与呪縛は一般人並みの呪力があり、完全な状態ではありませんでした。しかし、真希が呪力をもっていってくれたため、完全に呪力を持たない甚爾と同じ常人離れした身体能力と呪力から脱却した鋼の肉体を獲得しました。
禪院家の崩壊
禪院扇は、訓練と懲罰に使われていた部屋から呪霊の消滅反応と「体が覚えている、忘れようとしていた恐怖」を感じます。真希に甚爾の影と重なり全力で倒そうとしますが、禪院扇は一撃で倒されました。
禪院扇が倒され、「躯倶留隊(くくるたい)」が真希を処理しようと動きます。しかし、真希は何十人もいる躯俱留隊を圧倒し倒していきます。そこに「柄」が応戦しますが、物ともせずに倒しました。最後に「柄」の筆頭である禪院直哉との交戦になりますが、真希は直哉に勝利し、実の母親も殺害しました。
そして、禪院家に不在だった「柄」6名、「灯(あかし)」9名、「躯俱留隊」21名も非業の死を遂げ、禪院家は崩壊しました。
禪院家の構成について
「柄」は、高専資格条件で準1級以上の実力を認められた者達で構成される禪院家最強の呪術師集団です。
「躯俱留隊」は、術式を持たない禪院家男児は入隊を義務づけられており、「柄」の下部組織として日夜武芸を叩き込まれます。真希も高専入学前まで籍を置いていました。
「灯」は、術式を所持しているが、「柄」の銘打ち条件を満たしていない術師です。
2回目の覚醒
禪院真希は、すでに覚醒していますが、覚醒後の力をすべては使いこなせていない状態でした。覚醒後の力を使いこなせるようになったきっかけについて解説します。
呪霊と化した禪院直哉
桜島結界にて加茂憲紀と合流した際、芋虫のような形状の呪霊と遭遇します。芋虫のような形状の呪霊は禪院直哉でした。
直哉は真希ではなく、真希の母親にとどめを刺され死亡しました。呪術師は死後呪いに転ずることを防ぐために呪力で殺す必要があります。しかし、母親は呪力を込めていなかったため、直哉は死後呪いに転じて呪霊と化しました。
禪院直哉との再戦
加茂憲紀と真希が二人がかりで戦うも倒すことができず、さらに呪胎から変態してしまいました。成体になり、速度がさらに上がってしまい、真希らは苦戦します。
大道鋼(だいどうはがね)と三代六十四(みよろくじゅうし)との出会い
呪霊になった禪院直哉との戦闘中、大道鋼と三代六十四と出会いました。真希が持っていた刀は、大道鋼のもとに渡りました。
大道鋼が刀を持つと、真希ら4人を気圧するほどの圧倒的な殺傷能力が表面化されました。大道鋼は禪院直哉が見えていないが、それ以外が全て見えているといい禪院直哉を切ります。その姿に真希は甚爾を思い浮かべ、自分と何が違うのかと考えます。
三代六十四との相撲で覚醒
大道鋼に見入っていた真希は、三代六十四の簡易領域に入っていることに気づきませんでした。
真希は、三代六十四と相撲勝負をすることになりますが、大道鋼の言っていることがわからず、集中できていませんでした。それを感じ取った三代六十四は相撲を取って教えます。真希は相撲を取っているうちに何が見えていないのかを理解し、明らかに別物に覚醒しました。
覚醒後の真希
覚醒後の真希は、禪院直哉のスピードでもとらえてることができないほど力を見せます。
真希は真衣のおかげで眼鏡がなくても呪いが見えるようになっており、満足していました。しかし、覚醒した真希は自分たちを取り巻く空気にも温度や密度の違いで面が存在することに気がつきました。
いままで見えなかったものを見ることができ、禪院甚爾と同じ領域に到達できました。禪院直哉は領域展開で対抗しましたが、覚醒後の真希には敵わず、最後は元々持っていた刀でととめを刺しました。
真希が持っていた刀
真希が持っていた刀は真衣が残した刀でした。真衣が残した刀は、呪具「釈魂刀(しゃくこんとう)」のレプリカでした。あらゆるモノの硬度を無視し、魂を切り裂くことができる刀です。しかし、その効果を十二分に発揮するには無生物の魂を観測する目が必要となります。
大道鋼が刀に向かい
『コラ、刀が剣士を選ぶか?なんだ今のは、よもや儂に恥をかかせるつもりではあるまいな?』
『うむ、最初からそうせんか!!』
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と話しているシーンがあります。さらに禪院直哉の領域内での戦いの際、大道鋼の持っていた刀が真希の手元に戻り、禪院直哉にとどめを刺すシーンでは真衣と真希が手を握りあっています。そして、真衣は
『分かったでしょ 私のこと
汗くさいオッサンに握られてまでお手本を見せてあげたんだから』
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と真希に話します。以上のことから、真衣が残した呪具「釈魂刀」のレプリカには、真衣に魂が宿っていると考えられます。さらに真希が覚醒したことで真衣の魂を感じることができるようになったと考察できます。
真希の安否
真希は覚醒後、宿儺との戦いに参加します。真希の安否について解説します。
宿儺との戦い
真希は宿儺との最終決戦に参加しました。真希は他の術師よりも宿儺の術がよく見えており、真衣が残した呪具「釈魂刀」のレプリカを用いて互角に渡り合いました。しかし、真希は宿儺の黒閃を受けて敗北しました。
宿儺からの評価
乙骨憂太や日車寛見などがいる中、宿儺の食指を最も動かしたのは禪院真希であると宿儺に評されています。天与呪縛で呪術を捨て去り、強化された鋼のような肉体を持つ真希が呪術を使う宿儺に勝つことは真希の存在が術師を否定することになります。
呪術と肉体のどちらが力として磨き上げる価値があるのかが決まるという使命がある戦いははじめてだと宿儺を高揚されました。
禪院真希は死亡したのか
最終巻にて、生存していることが判明しています。宿儺との最終決戦後、大道鋼と三代六十四のもとを訪れ、大道鋼に呪具の刀をプレゼントしました。そして、死滅回遊後の受肉タイプの泳者(プレイヤー)の措置について説明しています。
まとめ
以上、禪院真希の死亡や覚醒、やけどの原因に関する考察や既出情報についてまとめました。
覚醒前は、特級呪霊である陀艮に一番弱いと言われるほどの力しかありませんでした。
一回目の覚醒では、真衣から呪具「釈魂刀」のレプリカと呪力から脱却した完全な肉体を受けます。2回目の覚醒では、大道鋼と三代六十四との出会いがさらに真希を成長させ、伏黒甚爾に匹敵するほどとなりました。
その実力は、宿儺との最終決戦で宿儺の食指を最も動かすほどです。宿儺には敗北したものの呪力を持たないというハンデを克服し、肉体面でも精神面でも大きく成長を遂げたキャラクターです。
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