たけのうち幼稚園50周年 思い出いっぱい卒園式
創立50周年を迎えた東淵野辺の認定こども園・たけのうち幼稚園(小磯信一理事長/園長)で3月20日、卒園式が行われた。今年の卒園児は年長組の66人。保護者や教員が見守る中、堂々と歌や呼びかけを披露し、未来への一歩を踏み出した。
「努力忘れないで」
卒園児たちは年中の園児が掲げる花のアーチをくぐって入場。一人ひとり修了証書を受け取り、小磯園長と握手を交わした。
小磯園長は卒園児たちに向けて「みなさんは、できないことや知らないことを先生に教わりながら一生懸命やってきた。それはすごいこと。これからもいろんなことを一生懸命やってください」と呼びかけ、「あいさつと努力を忘れず、もっともっと大きくなってください」と結んだ。
同園は1974年に開園。これまでに5884人の卒園児を送り出してきた。こまやけん玉、竹馬といった昔の遊びを取り入れ、手作りの保育を通して子どもの発想や個性を伸ばす教育を行っている。年長児全員が取り組む少林寺拳法も特色のひとつ。2020年に認定こども園に移行した。