ケーキ店なのにハンバーガー!? 氷見の洋菓子店【パティスリーシュン】パティシエが氷見牛で作る新名物
フレンチの三ツ星シェフが作るラーメンや和食の板前が作るカレー、焼肉店のスイーツやうどん店のドーナツなど、専門知識や他分野のノウハウを活かして作り上げる料理には、斬新なアイディアが光るもの。常識にとらわれない発想で、おいしさだけでなく見た目や発見を楽しむことができます。
今回ご紹介するのもそんな新しい商品。
富山県氷見市の洋菓子店でパティシエが手掛ける新名物です。
田園のどかな氷見IC近く 洋菓子店「パティスリーシュン」
店の名前は「パティスリーシュン」。
能越自動車道の氷見インターのすぐ近く、辺りには田畑が広がるのどかなエリアです。
木々や花に囲まれた店舗は、洗練されていながらかわいらしくもあります。
大きな三角屋根が遠く離れたところからでもパッと目を引きます。
季節のフルーツを使ったケーキがいっぱい
店内には大きなショーケースがあり、見た目にも華やかなスイーツが並びます。
「お客さんによろこんでもらいたい」という想いで、フルーツたっぷり、愛情たっぷりに作られたスイーツの数々。
ケーキだけでなく、タルトやゼリー、焼き菓子などに加えて、夏にはかき氷も登場します。
イートインができるカフェコーナーもあって、コーヒーや紅茶、フルーツジュースと一緒に楽しめます。広々と見晴らしのいい立地のため、ゆっくりとティータイムを過ごせそうです。
パティシエが!? 新たな名物は「氷見牛ハンバーガー」
そんな「パティスリー シュン」に、1年ほど前から新しい名物が生まれました。
きっかけは「外のテラスでランチを楽しみたい」という常連客からのリクエスト。
景観がいい店ならではのうれしい要望ですが、スイーツの店にとってはちょっと難題。
そこでオーナーパティシエの早川俊さんが開発したのが、ハンバーガーでした。
洋菓子のノウハウを活かしたふわふわバンズと氷見牛のコラボ
ハンバーガーのバンズは、洋菓子を作るときに使用するオーブンで焼き上げます。
自家製のバンズは、これまで培った技術を活かし、ふわふわに仕上げています。
パティには地元が誇るブランド牛・氷見牛を100%使用。
氷見牛のうまみがギュッと詰まっています。
そこに食感のよいフレッシュなレタスをたっぷりと。
炙りチーズとタルタルソースを加えて、バンズで挟みます。
肉汁をたっぷりと吸ったバンズ、肉々しいパティとさわやかなレタス、絶妙なバランスがたまりません。
ハンバーガーの開発にあたって、早川さんは、氷見牛の味を最大限に引き出すめに、食材のバランスを細かく調整したのだそう。
パティシエならではの繊細な仕事とこだわりが詰まっています。
店の庭にあるテラスには日よけのパラソルやハンモックなどもあって、自然を感じながらのんびりした時間を過ごすことができます。スイーツやハンバーガーをお供に楽しんでみては。
出典:KNBテレビ「いっちゃんKNB」
2025年7月4日放送
記事編集:nan-nan編集部
【パティスリーシュン】
住所 富山県氷見市大野新169-1
営業時間 10:30~18:30
【カフェ】11:00~16:30
定休日 火曜