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横浜開港資料館 「神奈川奉行」の貴重な資料を展示 11月8日に担当者が解説

タウンニュース

「(文久元年)酉〜文久三年四月 御用留」石川彌八郎氏蔵・福生市教育委員会寄託(石川彌八郎家(石川酒造)文書)

神奈川県(庁)の前身機関である神奈川奉行(所)にスポットをあてた特別展「神奈川奉行―開港都市を治める」が10月26日(土)から11月24日(日)まで、横浜開港資料館=中区日本大通=の企画展示室で開催される。

神奈川奉行は、安政6(1859)年の横浜開港と同時期に設立された重要な幕府の機関で、開港都市横浜を治めるとともに、来航する外国人との折衝を担当した。しかし、これまで同奉行所に関してのまとまった展示・研究は行われておらず、初の本格的な展覧会となる。

今回の調査で残されていることが判明した、同奉行所で作成した「御用留」(公文書のつづり)2冊や、横浜にスタジオを構えた写真家・下岡蓮杖が撮った役人の貴重なガラス版の肖像写真、横浜の税関を描いた錦絵が見どころ。

展示の担当者は「横浜を治めたお奉行さまは、他の都市に比べてさほど注目されていないように思う。今回の展示をきっかけに、神奈川奉行が知られると良いと思っています」と話す。

11月8日(金)の午前10時30分からは、担当者による展示解説が行われる。約40分で予約不要。

開館時間は午前9時30分から午後5時(入館は4時30分)まで。観覧料は一般500円、小・中学生・横浜市内在住65歳以上250円。月曜休館(祝日の場合は翌日)。(問)同館【電話】045・201・2100

神奈川奉行支配定役山本謙兵衛写真=横浜開港資料館蔵

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