「電気を消して、スローな夜を」をテーマに今年も開催 キャンドルナイトinさかえまち2025【印旛郡栄町】
毎年初夏に開催される「キャンドルナイトinさかえまち」。
町政70年の今年の様子を取材してきました!
エコなつながりを町の力で
6月7日、印旛郡栄町役場裏手の遊歩道で「キャンドルナイト」が開催されました。
栄町役場からJR安食駅方面に向かって約100メートルの間には、さまざまにデザインされた明かりが。
陶芸サークルの作品の中にろうそくを入れた陶器の明かりや、切り絵サークルの作品、記念撮影用のフォトスポットなど。
今年、栄町は町制70周年で、明かりで書かれた祝いのメッセージもありました。
竹に穴を開けて作られた「竹灯り」のコーナーもありました。
毎年12、1、2月に竹灯り作り体験が開催され、そこで作られた作品が翌年のキャンドルナイトで飾られます。
同イベント初開催の2011年は、地域から集められた空きビンにろうそくを入れた明かりを並べていたとのこと。
今年も、ろうそく入りのビンがタワーになってJR安食駅側の入り口を照らしていました。
揺らぐ明かりでさまざまな体験を
栄町役場の裏手に設置されたデスクでは、子どもたちが何かを楽しそうに描いていました。
紙袋に絵を描いて中に電池式LEDの明かりを入れると、即席のあんどんになる、というアイデア作品。
同イベントには、露店の出店もあり、キャンドルを見ながら食べ歩きをしようとイベントを楽しむ来場者でにぎわっていました。
役場の建物横では、過去のキャンドルナイトをスライドで振り返る上映会も。
キャンドルのともる町を、集まった人々のにぎやかな声を聞きながらゆったり散歩する、エコでスローな夜の体験でした。(取材・執筆/FOSSA)