“推しロス”を癒やす温泉旅!「伊豆マリオットホテル修善寺」のユニークな宿泊プランを体験してみた♪
首都圏から電車で約2時間とアクセス良好で、ノスタルジックな街並みが印象的な日本有数の温泉地、修善寺。
(写真満載♪)【伊豆マリオットホテル修善寺】「推しロス旅 宿泊プラン」体験レポ
そんな人気の観光地に建つ「伊豆マリオットホテル修善寺」では、2025年2月28日(金)までの期間、心身を癒やす宿泊プラン「Healing Journey(ヒーリングジャーニー)」が登場しています。
「伊豆マリオットホテル修善寺」の推しロスプランが気になる!
【伊豆マリオットホテル修善寺】外観
こちらは、単にリラックスして癒やされるだけでなく、なんと“推しロス”を癒やすことに特化した宿泊プランなんです!
2021年に新語・流行語大賞にノミネートされた「推し活」。アイドルだったり、俳優だったり、二次元キャラクターだったりとその対象はさまざまですが、もはや「推し」は多くの女性にとって生活に欠かせない存在とも言えるのではないでしょうか。
だからこそ、推しを失う=推しロスというのは心に大きなダメージを負いかねない出来事。推し活をしている人を対象とした調査によると、実は2.5人に1人が推しロスを経験したことがあるという結果が明らかになったのだそう。
筆者も、推しのアイドルがグループを脱退したり、のめり込んだドラマが終わったりして、人生で何度か推しロスを経験したことがあります。
気になるこちらの宿泊プランを一足先に体験してきましたので、詳しくご紹介します!
1:チェックインしたらSNSを断つのも手
今回のプランで宿泊するのは、「温泉露天風呂付デラックスルーム」。天城連山の絶景を眺めながら温泉露天風呂に入れるという、なんとも贅沢なお部屋です。
そして通常時と違うのが、テーブルの上に並べられた、このプランならではのさまざまなアイテム!
デジタル機器の格納BOXには、スマホを入れて鍵をかけることができます。推しロス後は、SNSを見るのがつらいこともありますよね。
単純に、デジタルデトックスしてリフレッシュする意味でも、お部屋に入ったらこちらのBOXにいったんスマホを預けて、旅行中完全にSNSを遮断してみるのもいいかもしれません。
ほかに、「すりたて伊豆生わさびモナカ」と絵本も置いてあります。これは、涙を流してスッキリとストレス発散する“涙活”用のアイテム!
絵本は「なまえのないねこ」「あなたのことがだいすき」など、大人も泣けるラインナップです。また、伊豆はわさびの名産地ということで、地元のわさびを使ったスイーツで涙腺を刺激するというのもユニークですね。
食べてみると、あんこもたっぷり入っているのでそこまでわさび感は強くないのですが、やや鼻の奥がツンとする刺激やわさびの風味はしっかり感じました。
また、旅のしおり「推しロス旅の心得」には修善寺温泉街の散策MAPが描かれているので、ぜひ近隣観光の際に役立ててくださいね。
2:グッズをお清め!?神社で推しのアイテムをお祓い
プランの目玉が、地域で親しまれている大仁神社での推し活グッズのお清め払い!
推し活をしていると、どうしても増えるグッズ類。CDやDVD、ポスターやクリアファイルにパンフレットなど、どんなジャンルであってもモノは増えがちなのではないでしょうか。
推しロスしても、長年かけて集めたグッズを捨てるのはなかなかふんぎりがつかないという方も多いはず。ただ捨てるのはしのびないけれど、どうにか気持ちを成仏させたいという方は、こちらのお清め払いがぴったりです。
プラン開催期間中、お清め払いが行われるのは2025年1月11日(土)15:00~、2月8日(土)15:00~の2回。この日に宿泊する方は実際に参加できますが、ほかの日程で宿泊する方もグッズを預けてお清め払いをしてもらうことは可能です。
実際にお清め払いに参加しましたが、きちんと本格的な作法にのっとって厳かな雰囲気の中行われます。
今回、筆者の推しグッズは持参しませんでしたが、お経が唱えられる中、自分が推しのグッズを買ったときの思い出が走馬灯のように流れていきました。早朝から友達とグッズ列に並んだな…推しにちなんだアイテムを自作したな…など、楽しかった思い出もふとよぎります。
思い出が多いほど、ロスもつらいもの。まずは思い入れのあるグッズを手放すのも、つらい気持ちを手放す第一歩になるかもしれません。
お清め払いの後はホテルにてグッズを処分してもらえるため、思い切って捨てたいけれどただ捨てるのは…と迷っている方は、持ち込んでみてください。
3:温泉でゆったり&観光地を散策してリフレッシュ
【伊豆マリオットホテル修善寺】部屋には露天風呂がついているのでいつでも温泉が楽しめる
修善寺温泉は、開湯1,200年を超える伊豆半島で最も歴史のある名湯。日本百名湯にも選ばれています。そんな素晴らしい温泉地に来たのだから、たっぷりと温泉を楽しんで心身ともにリフレッシュしたいですよね。
お部屋に付いた露天風呂はもちろん、水着を着用して入る温泉スパと、大浴場、岩盤浴(別途有料)もあります。
そしてホテルから車で約20分の修禅寺周辺は心を落ち着ける散策にぴったり。日帰り温泉や足湯もあるので、ぜひそちらも楽しんで。
かつては名だたる文豪が泊まっていたという由緒ある旅館や、静寂に包まれた竹林の小道も風情があって、歩いているだけで気持ちが落ち着きます。
おろしたての生わさびが添えられた名物「わさびソフト」や、あんこやクリームなどが詰まった「十三夜焼き」など、食べ歩きにぴったりなグルメもあるので、散策しながら、あるいは足湯に浸かりながら、小腹を満たすのもおすすめです。
4:ホテルグルメでお腹を満たして心身を癒やす
夜は、地元産の旬の食材を豊富に取り入れたグリル料理を提供するカジュアルなレストラン「グリル&ダイニング G」にていただくディナービュッフェ。伊豆半島の中央部に位置し、山の幸も海の幸も豊富な修善寺ならではのメニューが並びます。
メインは9種類のお肉またはお魚料理の中から選ぶことができます。「箱根西麓牛のグリル」や「伊豆鹿ロース肉の伊豆みそ漬け」、「ふじのくに いきいきポークグリル」などの中から、おすすめの「US産チキンレッグコンフィ 朴葉焼き」(※すべて取材時のメニュー)をセレクトしました。
低温調理して朴葉の香りをつけたチキンレッグは、しっとりとして旨みたっぷり。甘くプチプチしたいちじくのコンポートともよく合います。そのままでもおいしいですが、舞茸やしいたけ、伊豆の特産・白あわび茸などきのこのマリネを含めたチリソースと、ニンニクや唐辛子の香るザクザクスパイスが添えられており、味を変化させながらいただけます。
食事中、プランの参加者の方々にお話を聞くと、さまざまな推しの話が飛び出しました。推しにかける時間も、熱意も、その度合いは人によって違います。でも、自分が推しだと思えば、それは推し。
「推しというほどのものは特にないと思っていたけど、最近好きだった漫画作品が終わってしまって気持ちにぽっかり穴が開いた」という方も。推しは人でなく、作品というケースもあります。
アイドルや俳優といった生身の人間にあるような熱愛、不祥事などは二次元のキャラクターにはあまり起きないかと思いきや、物語から退場したり最悪の場合は死亡したりすることも…。推しは多様ですが、推しロスはどんな対象でも起こり得ます。
最終的には時間が解決してくれるという意見が多かったですが、忘れたいのに忘れられない、モヤモヤする気持ちを整理したりと、いろいろとあがく期間もあるはず。そんなとき、推しロスを癒やす旅行は選択肢のひとつとして持っておいていいかもと思いました。
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自身が推しロスして悲しみの底に沈んでいるときにはもちろん、推しロスした友人をなんとか元気づけたい、癒やしてあげたい…というときにこちらのプランを提案してみるのもおすすめです。
ひとりでも、同志と一緒でも、ぜひ修善寺へリフレッシュ旅に出かけてみては。
【伊豆マリオットホテル修善寺】
推しロス旅 宿泊プラン「Healing Journey」概要
期間:2024年12月1日(日)~2025年2月28日(金)※除外日 2024年12月28日(土)~2025年1月4日(土)、2025年1月20日(月)~1月24日(金)
料金:1名32,097円~(2名1室利用時、税・サービス料込、入湯税別)
電話番号:0558-72-1311
所在地:静岡県伊豆市大平1529
※3日前までの事前予約制です。
※1日3室限定のプランです。
(mimot.(ミモット)/Mami Azuma)