「節約上手な人」が物価高でもスーパーで買う“3つの野菜”「栄養も考える」「使い勝手がいい野菜」
お米や卵の価格が上がっていますが、野菜は旬によって変動するもの。そのため、スーパーで“どの野菜を買うか”で、家計に差が出ます。もちろん、安いもやしばかりを買うのはNG。選び方しだいで、予算や物価高というハードルがあってもうまくやりくりできますよ。ここでは、5人家族・月の食費2万円台でやりくりするわたしが、節約のために「スーパーで買う野菜」を3つご紹介します。
1. 玉ねぎ
2025年5月時点では、特別安いとは言えない玉ねぎ。むしろ、例年よりも価格がやや上まわっています。でも、わたしはそれでも買う! その理由は、ほかの何にも代えられない使い勝手のよさです。
玉ねぎは、ハンバーグ・親子丼・カレーのように、アレンジできる料理はたくさんあります。どれも、玉ねぎがないとおいしくならない料理ばかり。野菜室にストックしておくと、「これがあれば大丈夫!」という安心感もあります。日持ちもするので、まとめ買い派のわたしにとっては、多少高くても買う野菜です。
どうしても予算オーバーしそうなときは、冷凍の刻み玉ねぎで代用。食費が少なくても、優先的に玉ねぎをカゴに入れています。
2.ブロッコリー
このところ、ブロッコリーの価格が安定してきました。3月までは200円を超えていたのが、タイミングがいいと100円で買える日も……! 農林水産省が発表する「野菜の生育状況及び価格見通し(令和7年5月)について」を見る限り、生育は順調で価格も平年並みで推移しており、比較的リーズナブルに手に入ります。
最近は冷凍ブロッコリーよりも安いので、栄養満点の生ブロッコリーを購入。ゆでただけでも副菜になりますが、炒めものや和えものにしても最高です。
3.小松菜
小松菜は、鉄分やカルシウムが豊富で、栄養価の高い葉物野菜です。小松菜はクセがなく、どんな味つけでも合うのが魅力。キャベツやほうれん草が高値だった時期も、代用として小松菜をよく使っていました。
最近は1束100円前後で購入できることが多いので、炒めものやおひたし、スープなどにアレンジしても◎。
旬・使い勝手のいい野菜が家計の救世主に
食費を抑えるためには、旬のお手頃な野菜や使い勝手のよい野菜を上手に取り入れること。これが節約のコツです。
価格見通しなどもチェックしながら、「節約になる野菜」を積極的に使いましょう。
参考:農林水産省:野菜の生育状況及び価格見通し(令和7年5月)について
https://www.maff.go.jp/j/press/nousan/engei/250430.html
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア