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業務スーパーの冷凍「フレンチミニクロワッサン生地」を実食!焼き方による比較やアレンジもお届け

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業務スーパーの冷凍「フレンチミニクロワッサン生地」を実食!焼き方による比較やアレンジもお届け

売れ切れ続出!業務スーパーの冷凍クロワッサン

2020年に発売され、調理の手軽さとコスパの良さからたちまち人気に火がついた業務スーパーの冷凍クロワッサン。以前から気になっており、何度も足を運んでいるのですが毎回売り切れ状態……。4度目でやっとラスト1個を購入できました!

さっそくリピーター続出の本商品の味わいや、焼き方、アレンジ方法などをまとめていきます。おうちで本格クロワッサンを楽しみたい人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

フレンチミニクロワッサン生地

「フレンチミニクロワッサン生地」は、自宅でできたての本格クロワッサンが味わえる冷凍生地です。パン生地が10個入っており、なんとお値段は430円(税込)。1個あたり43円ほどなので、パン屋で買うよりもだんぜんお得ですね。

焼くだけの手軽さとコスパの良さから、今なお売り切れになるほど人気のアイテムです。

パッケージに「MADE IN FRANCE」と記載がある通り、本場フランスから直輸入されたものです。生地には発酵バターがたっぷりと練り込まれています。バターの配合は18%と、まろやかな甘みを感じられる仕上がりに。

さっそく袋を開けると、ひとつひとつの生地がくっついてしまっています。このまま放置すると、あとから剥がすのが大変になるため、やさしく重ならないように皿にうつしましょう。

生地の見た目は、10cm程度の手のひらにおさまるコロンとしたサイズ感。厚みも5cmほどで、思っていたよりも「小ぶりだな~」といった印象です。

事前準備

焼く前の準備として、冷凍生地を半解凍しましょう。まずは食べるぶんを皿に取り分けたら、そのまま常温で15分ほど放置します。表面の生地がテカテカした状態になればOK!

次は、クロワッサン生地を焼く工程に移ります。オーブンとオーブントースターの2種類の焼き方があるので、それぞれの調理器具での方法をチェックしてくださいね。

オーブントースターで調理する場合

15分ほどクロワッサン生地を常温に戻したら、焼く工程に入ります。オーブントースターを予熱し、クッキングシートを敷いたトレーに、3~5個を目安に食べるぶんを並べましょう。

このとき、生地1個分の間隔をおくと、焼いて生地がふくらんでも重ならないのでおすすめです。あとは、1200Wで15分~20分ほど加熱したら本格クロワッサンのできあがり!

パッケージの記載通りに1200Wで加熱して、数分たつとすでにクッキングシートが茶色に!あわてて温度を弱めの250Wに切り替えました。どうやら使用する機器によってベストな加熱温度が違うみたいですね……。

焦げるのが怖かった筆者は、今度は温度を250Wに変更して20分焼いてみました。やや焼き目が濃い部分もありますが、焼き上がりはなかなか。生地の中心までしっかりと熱が通っておりひと安心です。オーブントースターで調理するときは、焼きはじめ2~3分は加熱状況を見守るのが無難でしょう。

オーブンで調理する場合

オーブンで調理するときも、オーブントースターと同様にまずは生地を15分ほど半解凍します。その際、185℃に予熱しておくとスムーズです。次に185℃で25分ほど加熱したら、ふっくらしたクロワッサンが焼き上がります。

焼くときのポイントは、必ずオーブン最下段で加熱すること。ヒーター部分に近すぎると、外は黒焦げ・中は生焼けの失敗する原因になるので注意しましょう。

また加熱中は、5分おきに焼き具合をチェックするのがおすすめです。10分ほどで冷凍状態の倍ほどにふくらんで、15分たつと表面がこんがりときつね色に変わってきます。あとは、必要であれば焼きムラがないように、生地の向きを変えてあげるとキレイに仕上がります。

トースターとオーブンの焼き上がり比較

左がオーブントースターで焼いたもので、右がオーブンで焼いたクロワッサンです。2つ並べると、オーブントースターで加熱したほうがふっくらしているのがわかります。

反対に、焼き色はオーブンのほうがムラがなく、全体的に満遍なくこんがりしていますね。筆者の感想としては、サクサク感があるオーブントースターのほうがおいしく感じられました。

できたてのパンの香ばしい匂いに、ふんわりと甘いバターの香りがただよって、どちらも香りに関しては引き分けです。

続いてクロワッサン生地の内側をチェック!パッと見ただけで、オーブントースターで作ったクロワッサンが倍ほどにふくらんでいます。生地の断面に空いた空洞や、いくつもの層ができて、サクサクとした食感が楽しめますよ。

一方、オーブンで焼いたクロワッサンはというと……。ふっくらさでは劣るものの、パン特有のモチモチ感があり、クセになりそうなおいしさです。

ちなみに…解凍なし/全解凍/魚焼きグリルで焼くとどうなる?

カチコチの解凍されていない状態で、オーブントースターで焼くこと20分。焼き上がりの見た目は、半解凍したものとそれほど変わりませんね。バターの香りもとくに変化なしで、常温にもどさなくても大丈夫では?といったところ。

肝心の味ですが、強いて言うならば外側の生地のサクサク感が少ないような……。やはり手順に従って15分ほど半解凍したほうが、クロワッサンの味が出るなと筆者は感じました!

1時間ほど常温において生地を全解凍してみました。すでに生地に練り込まれたバターが溶け出してきて、生地のまわりが脂だらけの状態に。「せっかくの発酵バターが~……」と思いながらも、パッケージの記載通りにオーブントースターで20分ほど加熱します。

焼き上がりの見た目も、少しギュッとなっていてなんだか固そう。食べてみると、やはり表面が若干ザクザクしています。結論、全解凍はおすすめできない!というのが筆者の感想です。

続いては、魚焼きグリルでクロワッサン生地を焼いてみました。商品のパッケージには、オーブンとオーブントースターの焼き方しか書いていなかったため、ここからは勘のみでの加熱になります。

まずは網の上にクッキングシートを敷き、そこにクロワッサン生地をのせます。「とりあえず中火にして様子見」と思っていたのですが、1分ほどで生地のてっぺん部分が焦げてしまい、慌てて弱火へと変更。

5分ほどたつと生地がふくらみはじめたので、一度ふたを開けてチェックします。すると裏側の生地にまったく熱が通っておらず、ひっくり返して再度加熱すること10分弱。これ以上は黒焦げになると判断したため、調理終了です。

味そのものはほかと変わりませんが、とにかく火加減がむずかしく始終目を離せないため、魚焼きグリルでの調理はおすすめしません。

口コミ・SNSでの反応

ハマるおいしさ

サクサクでバターの香りもしっかり!

家で焼きたてを食べられるのがいい

おすすめアレンジ3選

1. たまごハムサンド

はさむだけで簡単アレンジできる、クロワッサン。そこで今回は、ハムサンドを作ってみました。追加でたまごスプレッドもはさんだら完成!

クロワッサンのバター風味もあいまって、まるで高級ホテルの朝食をとっているかのようなリッチな気分になれます。ほかにもチーズやレタス、ベーコンなどの食材とも相性抜群なので、ぜひいろいろなアレンジを楽しんでみてくださいね。

2. あんバターサンド

某人気バラエティー番組で取り上げられてから、巷では「あんバター」が流行っているそう。そこで今注目のあんバターをクロワッサンにはさみ、ひと品作ってみました。

できたてのパンの熱でバターがほどよく溶け、口のなかに濃厚な甘みが広がります。業務スーパーのクロワッサン生地には、もともと発酵バターが練り込まれているため、バター少なめでも充分味わい深いできです。また、つぶあんやこしあんかを選んだり、あんこの量をお好みで調整できたりするのも嬉しいですね!

3. クロッフル

業務スーパーのフレンチミニクロワッサンは、商品名にミニとつく通りかわいらしい大きさ。そのため、食後のデザートにもぴったりのボリュームです。

そこでおすすめなのが、韓国スイーツの「クロッフル」。ワッフルメーカーで片面5分ずつ焼くだけ!簡単に作れるのに、おしゃれなカフェスイーツを自宅で楽しめます。アイスやフルーツを添えると、一気に華やかなデザートが完成です。

保存方法

余ったクロワッサン生地は、再度冷凍して保存できます。その際に、そのまま保存袋にまとめて入れるのではなく、ひとつずつラップでくるみましょう。ひと手間くわえることで、解凍時に生地同士がくっつかないうえ、生地の乾燥も防げます。おいしさを保つためにも、ぜひ購入後の保存方法としてお試しください。

バター香る業務スーパーの「フレンチミニクロワッサン生地」

業務スーパーの冷凍クロワッサン生地は、いつでもサクサク、ほくほくのできたてクロワッサンが食べられる優れもの。調理の手軽さや、コスパの良さから、発売されてから1年以上たつ今でも売り切れになるほどです。

店頭で見かけるのが珍しいほどのレア商品なので、見かけたらぜひ購入してみてくださいね。

商品情報

■内容量:240g
■原産国:フランス
■カロリー:322kcal(100gあたり)
■原材料:小麦粉/発酵バター/小麦グルテン/イーストほか

※掲載商品の情報は公開時点のものです。店舗によっては取り扱いがない、または販売終了している場合もありますので、あらかじめご了承ください。

※本記事は個人の感想に基づいたもので、感じ方には個人差があります。

ライター:藤井ぽんた(郷土料理ライター)

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