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ゲームで認知症予防 eスポーツを体験

タウンニュース

ゲームに挑戦する参加者

認知症予防として注目を集める「eスポーツ」の体験イベントが15日、藤沢市役所で行われた。市内在住の65歳以上の参加者12人が、パズルゲームなどに挑戦した。

画面の情報から脳で考え手指を動かすテレビゲームは、近年eスポーツと呼ばれ、子どもの教育現場をはじめ、高齢者の認知症予防にも活用されている。

同イベントは、老人福祉センターで昨年度からeスポーツによるフレイル予防講座を行うNPO法人トリトン藤沢スポーツクラブが主催。会場では、パズルゲームの「ぷよぷよ」やレーシングゲーム「グランツーリスモ7」が用意され、参加者は講師による基本操作の説明を受けながらゲームを体験した。

初めてコントローラーを握る参加者も多く、動作に苦戦しながらも対戦に勝利すると歓声があがった。70代の女性は「頭と指先が最初はうまく連動しないけれど、続けていると慣れてくる感覚があり、認知症予防に効果がありそう」と話した。同クラブの星野真吾理事長は「ゲームの脳への効果は調査で出ている。今後もeスポーツを通して認知症予防につなげていきたい」と話す。

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