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第1弾はNewJeansコラボ、LINE FRIENDSの大型旗艦店が渋谷に上陸

タイムアウト東京

第1弾はNewJeansコラボ、LINE FRIENDSの大型旗艦店が渋谷に上陸

2024年6月26日、LINE発のグローバルキャラクターブランド「LINE FRIENDS(ライン フレンズ)」のフラッグシップストア「ライン フレンズ スクエア シブヤ(LINE FRIENDS SQUARE SHIBUYA)」が渋谷・公園通りにオープンした。「ライン フレンズ スクエア(LINE FRIENDS SQUARE)」は、韓国・ソウルの3店舗に続く4店舗目、韓国国外では初の店舗となる。

Photo: Kisa Toyoshima

「何を言っているのか分からない」という人のために簡単に説明すると、LINE FRIENDSは、コミュニケーションアプリ「LINE」のスタンプから派生したものだ。

クマの「ブラウン」やウサギの「コニ―」などオリジナルキャラクターをはじめ、LINEユーザーが同アプリのスタンプを制作・販売できるプラットフォーム「LINE Creators Market」から誕生した「うさまる」や、韓国の7人組グループBTSと開発した「BT21」など、ユニークで個性的なキャラクターを活用した商品企画・開発、ライセンス、オンライン事業をグローバルで展開している。

Photo: Kisa Toyoshima

今回オープンしたライン フレンズ スクエア シブヤは、売り場の総床面積が約990平方メートルの大規模店だ。地下1階から2階までの3フロア構成で、キャラクターやアーティストの世界観を体験しながら、より特別にショッピング体験ができるように設計している。

一定期間ごとに人気のアーティストやキャラクターにテーマを変え、LINE FRIENDSの世界観だけでなく、「推し」の世界を五感で体験できるというのも同店の売り。キャラクターのファンにとっての「聖地」であり、また情報の発信基地として機能するホットスポットを目指す。

Photo: Kisa Toyoshima

店内はフロアごとに異なるコンセプトで、地下1階はキャラクターやアーティストの世界観に没入できるような体験型のフロアだ。12台のプロジェクターが壁面と床面に映し出す映像と音楽を融合させるなどして、キャラクターやアーティストの世界に没入できる、約130平方メートルの広さのメディアゾーン(体験型空間)と、ショッピングエリアを併設した。メディアゾーンを備えた店舗は、同店が初となる。

Photo: Kisa Toyoshima

1階では、BT21やうさまる、人気急上昇中の「minini(ミニニー)」「ねこぺん日和」など、LINE FRIENDSキャラクターのグッズを販売。「TOKYO」の文字が入ったフェイスタオル(2200円、以下全て税込み)、忠犬ハチ公とコラボレーションしたぬいぐるみ(2420円)などのBT21グッズをはじめ、キャラクターがプリントされたまんじゅうやうさまるのどらやきなど、同店限定商品も数多く展開する。

Photo: Kisa Toyoshima
Photo: Kisa Toyoshima

また、エントランスには、触れて写真が撮れるBTSメンバーの手形を設置。韓国で大人気の「レシート写真機」も無料で体験できる。

2階は、ポップアップ企画を展開する空間だ。「言えないことを代弁してくれる」と韓国のサラリーマンたちの共感を得ている、恐竜をモチーフにしたJOGUMAN(ジョグマン)や、韓国の10人組グループ、TREASURE(トレジャー)の公式キャラクター「TRUZ(トゥルーズ)」のグッズなどもお目見え。LINE FRIENDSのオリジナルのライフスタイルブランド「COLLER(コレ)」が日本初展開する。

Photo: Kisa Toyoshima

なお、ライン フレンズ スクエア シブヤの第1弾の企画として、7月15日(月・祝)まで、韓国の大人気5人組グループ、NewJeans(ニュージーンズ)の日本デビュー曲「Supernatural」のリリースに合わせ、村上隆、そして藤原ヒロシがコラボレーションした限定アイテムとスペシャルコンテンツを展開。さらにオープン当日は、LINE FRIENDSのクリエーティブが加わったアイテムを目当てに、開店前から店舗前に長蛇の列ができた。

Photo: Kisa Toyoshima
Photo: Kisa Toyoshima

日本におけるストリートファッションの第一人者で、音楽プロデューサー、ミュージシャンとしても名を馳せている藤原が、NewJeansのためにデザイン。フォントとタイプフェースをあしらったTシャツやバンダナ、帽子などの日本限定商品や、NewJeansのキャラクターであるウサギの「Tokki(トッキ)」をアレンジした新キャラクター、「bunini(バニニ)」のグッズなどが登場した。

Photo: Kisa Toyoshima
Photo: Kisa Toyoshima

2階には、バニニと一緒に写真が撮れるフォトブースも用意されている。地下1階のメディアゾーンでは、メンバーのコメントやバニニなどの動画を流すほか、トッキと、村上作品のアイコニックなモチーフである「お花」と融合させた、コラボレーションアイテムを販売する。

Photo: Kisa Toyoshima

なお、メディアゾーンは事前予約制。今回のNewJeansのポップアップの枠はすでに全日程、全ての枠が埋まっている。

オープン日当日には、村上やNewJeansの所属レーベル「ADOR」代表のミン・ヒジン(Min Heejin)が来店。村上は、ミュージックビデオやコラボレーションした映像などが上映されている地下1階のメディアゾーンで機嫌よくリズムを取り、その後、ミンとともに取材に対応した。

Photo: Shota Nagao

村上によると、今回のコラボレーションに際して2人は「ここ何週間か、LINEで1日中やりとりをしていた」のだとか。また、2人は口をそろえて、ライン フレンズ スクエア シブヤについて「すごいクオリティー!」と興奮気味に語っていた。

Photo: Kisa Toyoshima

世界中から人々が集まる渋谷にあり、訪日外国人の来店も視野に入れているというライン フレンズ スクエア シブヤ。今後もショッピングだけでなく、撮影や没入体験など、さまざまな遊び方を提案していく。BTSやNewJeansに興味がない人でも、楽しい時間を過ごせそうだ。

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