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初育児×仕事は、計画性と事前準備がカギだった! 私の保活&就職活動体験記

たまひよONLINE

ライターの“マミ”です。28歳と31歳で出産し、現在は育児休業中です。今回は、第1子の出産後におこなった保活と就職活動についてお話しします。

“保活”は、わが子が生後6ヶ月のときから開始


第1子を妊娠中、産休に入るちょうどそのとき、助産師として働いていたクリニックが閉院し、職を失いました。5月に出産、保活を始めたのは、5ヶ月後の10月からです。このときはまだ、保活について何も知らず、危機感は全くありませんでした。

保活に目覚めたのは、「4月からでないと、保育園に入れなくなるよ」という育児経験のある姉からの一言でした。この姉の言葉をきっかけに、私は急いで保活を始めたのです。

保育園希望届の用紙の提出期限は12月まで。急いで保健センターへ向かいました。第3希望まで保育園名を記入するため、自宅や実家の近くの何ヶ所もの保育園へ見学に行きました。

保育園以外にもこだわったのは育児と両立できる職場


園によって、保育方針がしっかりしているところとそうでないところがあり、事前に情報収集する必要性を痛感しました。自分で足を運んで園の様子を見たり、実際に保育士さんの話を聞いたりすることが大切だと思いました。

希望したのは、すべて認可保育園で方針がしっかりしている園でした。待機児童が多く競争の激しい地域でしたが、なんとか内定。決まった保育園は小規模保育園で、無認可から認可になったばかりのいわゆる穴場保育園でした。

やっと保育園が決まったところで、次は職場探し。初めての育児だったため、育児と仕事を両立するためには理解のある職場でないと続けられないと思い、何ヶ所も探し回り、職場の雰囲気も視察しました。

今の職場に決めた理由は、やはり子育てママが多く、上司も子育てに理解があると感じたからです。25人の職員のうち、小学生以下の子どもを持つ子育てママさんが半数を占めており、「子どもが病気をして、仕事を早退したり、休んだりすることはお互いさまだから、みんな協力しあっていこう」という雰囲気でした。

保育園から毎週1回は、呼び出される生活へ


初めての職場で慣れるのに大変でしたが、それはわが子も同じ。保育園という初めての環境のなかでストレスをたくさん受けてくるようでした。また、ありとあらゆる感染症をもらってきて、入園当初から週に1回は39度以上の高熱を出し、そのたびに保育園から職場に電話で呼び出しがありました。就職して間もない時期に早退勤しなければならないことに、とても肩身の狭い思いをしました。

しかし、子育てママが多い職場で、上司は2人の子育て経験を持つ理解のある方。「仕事は代わりがいるけど、ママを代われる人はいないから、仕方がないよ。行っておいで」と、こころよく送り出してくれたことに心が救われました。

その後、約半年間は引き続き呼び出しの多い生活でしたが、夫や実家の母と協力しあいながら、なんとか育児と仕事を両立していくことができました。

募集枠が多く保育園に入所しやすい4月に向けて、秋ごろから早めに動き出し、情報収集を計画的におこなっていたことが保育園内定の決め手だったのかなと思います。そのため、無認可から認可へ変更になる保育園情報もキャッチできました。有益情報が入りやすいように、常にアンテナを張っていることは大切だと感じました。また、職場復帰に対して今となって言えることは、育児と仕事の両立は本当に大変だということ。職場復帰をスムーズにおこなうためには、子育てに理解のある職場を探すこと、そして、夫や実家の協力を得やすい体制づくりをすることが不可欠だと実感しています。

[マミ * プロフィール]
夫と4歳、0歳の2人の子どもの4人家族。にぎやかに楽しく暮らしながら、助産師として働いています! 今は2人目の育休中で、0歳の子の育児を楽しんでいます。

※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。

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